愛犬の体調管理に必要なお薬!
「人間だと説明したら飲んでくれるけど、犬って薬を飲んでくれるのかな?」
最近では、病気になった時以外でも、予防薬を投薬する必要が出てきています!
そこで、今回は愛犬がお薬嫌いにならないための方法をご紹介しますね!

薬っていつ必要になるの?

 

人だけでなく、犬も一生の中で体調を崩すことがあれば、病気を予防する意味でお薬が必要になる場面があります!

・体調の悪化を食い止める時
・病気を治す時
・その病気がたどる経過を緩やかにする時
・寄生虫に対する定期駆虫

など、その時々によって、使われるお薬の種類や投薬方法が変わってきます!

その種類も、散剤(粉薬)・錠剤・カプセル剤・液剤などの一般的な薬の形状から、おやつタイプおいしそうなフレーバーがついたものまで種類はさまざま!

外用薬などは困ることが少ないのですが、最も飼い主さんを悩ませることが多いのがやはり「内服薬」

口から直接飲むタイプのお薬ですね!

犬が薬嫌いになる理由

 

飼い主さんが愛犬に薬を飲ませる時に一番困るのは、愛犬が「薬嫌い」である時!

そもそも薬のあげ方がわからず、最初に「嫌な体験」を愛犬にさせてしまうと、その後の投薬がより難しくなることがあります!

匂いに敏感な子や、ごはんにこだわりがある子、これまでの経験から嫌がっている場合など理由はいろいろ。

根本的には、

・薬がまずい
・以前薬を無理やり飲まされてトラウマ
・以前薬をうまく飲めなくて怒られた

などが根っこにあることが多いため、薬のあげ方を工夫してみることが大切です!

薬を上手に飲むために

薬を失敗せずに飲ませる・愛犬の負担なく飲ませるためには、愛犬にとって「飲みやすく」「嫌な体験」をしないことが大切です!

いくつか方法を試してみて、愛犬にとって負担にならない方法を選んであげましょう!

1. あげ方を工夫しよう

 

食べることが好きな子にとって、1番手軽に負担なくあげる方法は、おいしいもの・ごはんに混ぜること!

しかし、あげ方によってはうまくいかないこともあるので、以下の点に注意して試してみましょう!

・投薬はお腹が空いている食事前にあげる
・食事そのものとはわける
・最初の一口は普通においしく食べさせて
・失敗しても怒らない

何かに混ぜる時に大事なのは、愛犬が「食べたい」という欲求が高まっている時間を狙うこと!

お腹が空いていなかったり、食後の満腹な時には、差し出しても食べてくれないことがあります!

また、ごはんすべてに混ぜてしまうと、食べきらずに残してしまった場合、粉薬や液剤などはどれくらいの薬の量を飲めたのかわかりません

そのため、ごはんの前に一口大のごはん・おいしい缶詰などを2~3口分別で用意し、まずは一口おいしく食べてもらって愛犬の警戒を解いてから、団子状に丸めた中に薬を埋め込んだものを食べてもらいましょう!

この時、飼い主さんが真剣な顔で緊張していると愛犬も異変に気付くため、「おやつだよ!」という何気ない姿勢で声掛けしながらあげてみましょう。

ふだんドライフードであれば、10粒程度ふやかしてお団子にしても良いですし、犬用に販売されている投薬用ジェルや、薬を入れ込むためにポケット部分があるおやつを利用してみるのも良いでしょう!

動物病院で販売されていることも多いため、獣医さんに聞いてみてくださいね!

そして、投薬時に大切なのは、口から薬だけ出てきて投薬に失敗してしまったとしても怒らないこと!

薬の味を感じてしまっておいしくない…と思っている所に飼い主さんから怒られれば、なぜ怒られているのかもよくわからず、飼い主さんがごはんに何かを入れている時には近寄りたくない!となってしまいます!

もしもうまく食べられなかったときには気にせず再チャレンジしてみましょう!

今では、投薬補助のおやつではこんな便利なのがあります!
これだと、おやつとして、すんなり食べてくれるので、結構カンタンに薬を与えることができますよ♪

 

2.普段から気をつけること

 

投薬のためにはいくつか普段から注意しておくことがあります!

それは、「おいしいおやつをあげすぎない」こと!

愛犬にとっての「とっておき」、投薬や食欲不振などのいざという時のために置いておくと便利です!

特に、投薬時には特別なごほうびとしての位置づけにもなるため、投薬タイムを楽しみにしてくれるようになる子もたくさんいます!

3.どうしても飲めない薬がある時は

 

飼い主さんがじょうずに包んでも、時間を考慮しても、愛犬によっては「どうしても飲めない薬」というものは存在します!

そんな時には、獣医さんに相談してみることが大切です!

ほぼ同じ効果で、メーカーが違うだけの錠剤の大きさや味が違うもの、フレーバー錠としておいしく作られているもの、粉薬にできるものなどさまざまで、薬を変更することで飲むことができるようになるパターンも多くあります。

愛犬にとってみると「この匂い・味なら気にならない」というものがあるかもしれません!

また、おいしい味が元々ついているわけではなくても、ササミのゆで汁や甘いシロップに粉薬を混ぜて、口の横からスポイトであげるとスムーズにいく例も!

無理やりあげ続けると飼い主さんも疲れたり、イライラしてしまうと同時に、愛犬も近寄ってこなくなるという絆の崩壊につながりかねません!

そもそもの「薬自体を変更する」という方法も時には考えてあげましょう♪

薬を飲む意味を考えた上であげよう

 

投薬の時に大切なのは「なぜその薬をあげる必要があるのか」を飼い主さんが理解していること!

投薬には、薬が効くように投薬間隔・投薬量を考えて飲むことが必要になるため、獣医さんは愛犬に合わせた薬の処方をしてくれています!

投薬間隔が開いたり、一度にあげる量を飼い主さんが変えて投薬するなど、その処方の意味を崩してしまうと、愛犬の病気の経過が変化したり、薬の効果自体がなくなってしまうことがあります!

もしも投薬することによって、その薬が愛犬に合わずに体調を崩してしまったり、指定された飲む間隔や量が難しい時には、まずは動物病院で相談してから変更するようにしましょう!

愛犬の健康を守り、病気を治すために大切になるお薬。

投薬もひとつのコミュニケーションの時間と考えて、愛犬と向き合ってあげてくださいね!

先ほども紹介しましたが、投薬補助のおやつではこんなのがあります!
これだと、おやつとして、すんなり食べてくれるので、結構カンタンに薬を与えることができるので多くの方が利用しています♪

以上、
「犬が薬を飲まない!簡単に飲ませる方法を紹介!これで安心!」でした!

本日もお読みいただきありがとうございました!

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