愛犬と一緒に眠る至福の時間!
くっついて寝たり離れて寝たり…、実は犬の寝る場所って意味があるのをご存知ですか?
眠りと愛犬との関係性を考えてみましょう!
Contents
どんなふうに眠っている?
皆さんは夜眠る時、愛犬がどこで寝ているのかを意識したことがあるでしょうか?
人と同じ布団やベッドで眠る子もいれば、自分に与えられたサークルやクレートの中で眠る子もいますね!
中には、季節によって暖かさや涼しさを求めて寝る場所を変える子もいます!
飼い主さんの寝具で眠ることは、飼い主さんの匂いで安心したり、その布団の寝心地がお気に入りだったりすることもある中で、飼い主さん自身が「暖かいから一緒に寝たい」「かわいいから在宅時はずっと傍で過ごしてほしい」といった気持ちで一緒に寝ることを選択している場合もあります。
そして、そんな飼い主さんのことが大好きな愛犬たちも、その信頼を眠っている時の寝姿や位置取りで示してくれることも!
愛犬が何を思っているのか、その姿から考えてみましょう!
一緒に寝ている時の場所から考える
まずは愛犬と一緒に、飼い主さんの布団やベッドで寝ている時の位置取りからその信頼性を考えてみましょう!
1. 頭の近くで寝ている
飼い主さんの頭部付近で眠る子は、もしかしたら飼い主さんへの信頼というよりも、「自分の方が立場が上」「自分が飼い主さんを守ってあげる立場」と、普段の関係性が逆転している可能性があります!
飼い主さんの頭に乗る行為は、甘えよりも自分の優位性を示している場合があるため、普段の暮らしで、愛犬が自分に対してどのような態度をとっているかを振り返ってみましょう。
「待て」などの指示を聞かない、愛犬の行動を止められない、自分の気に入らない行為があれば攻撃行動をとることがあるといった問題点があれば、まずは関係性を改めるためのトレーニングに力を入れる必要があります!
2. 胸の近くで寝ている
頭の近くで寝るよりは自分の優位性を示しているわけではありませんが、今後のコミュニケーションの仕方によっては関係性が逆転する可能性も!
少なくとも愛犬は、飼い主さんのことを同等の立場かそれ以上の立場に自分を置いている可能性があります。
今後、愛犬が起きている時の行動をよく観察し、暮らしの中で問題行動が見られないか注意してくださいね。
3. お腹の近くで寝ている
お腹や腰のあたりで眠っている場合、愛犬は飼い主さんのことを同等か、もしくは自分をやや下の立場に置いていると考えられます!
飼い主さんのことを信頼し、慕ってくれているためその場所で寝ていることが多いでしょう。
完全なリーダーとして、というよりは、もしかしたら愛犬にとっては友達や仲間くらいの立場である可能性もあるため、普段のトレーニングやコミュニケーションはこれからもしっかりと取っておきましょう!
4. 足元で寝ている
飼い主さんをリーダーと認め、忠誠心を表すならばこの位置取りで寝ているでしょう!
元々、野生下ではリーダーに対して自分を低い位置に置き行動する姿勢が見られます。
そのため、愛犬が信頼し、「飼い主さんの傍で寝ても良いんだ」と安心している場合がほとんどです!
寝相からわかる愛犬の気持ち
愛犬の眠る時の姿勢によっても、その子の気持ちが読み取れることもあります!
それぞれの寝相から、愛犬の気持ちを考えてみましょう!
1.伏せ
何かあればすぐに立ち上がって対応することができる姿勢です。
そのため、リラックスしているというよりは、うたた寝や、やや緊張感を保っていなければいけない時のため、この姿勢で眠っている可能性が高いです!
2.丸まり
こちらもリラックス度はマックスとは言えませんが、よく取る眠りの姿勢です。
愛犬にとって弱点になるお腹を守るためにやや緊張感がある場面で取っていたり、寒さを緩和するために丸まって寝ていることも!
3.横向き
伏せよりもリラックス度合いは断然増して、眠って体を休めるのに一般的な姿勢です。
本格的に眠りに入り込みたい、安心できる場所でゆっくり休みたい場合はこの姿勢を取る子が多いでしょう!
4.仰向け
犬にとってはリラックス度合いがマックスの姿勢です!
へそ天姿勢などと言われることもあるこの姿勢は、特に安心できる場所・安心できる人の近くで示してくれることがほとんどでしょう!
自分に襲いかかる敵もなく、安らぎを感じてくれている証の寝相です!
一緒に寝る時の注意
愛犬と一緒に飼い主さんの寝具で眠るときには、いくつか注意しなければならない点があります。
毎日の睡眠がしっかりと確保できるよう、以下のことに注意しましょう!
ケガ・事故に気をつける
一緒に寝ている愛犬に最も多く起こる事故は、「ベッドからの落下事故」「飼い主さんの寝返りで押しつぶすことによるケガ」です!
お互いに熟睡している環境では、自分自身の行動はコントロールできないもの!
特に小型犬の場合、少しの負荷で骨折や内臓を損傷するリスクがあるため、寝相に自信がない飼い主さんであれば、夜の睡眠では愛犬と寝床を分けることを検討しましょう。
衛生管理・病気の予防はしっかりと
犬と人では人獣共通感染症(ズーノーシス)のリスクも考えなければいけません!
特に、寝具でノミが繁殖することを防ぐために予防処置はしっかりと行い、愛犬の体を自宅でのシャンプーやトリミングサロンで清潔に保つよう心がけましょう!
愛犬が真菌(カビ)が原因の皮膚病になった時や、飼い主さん家族にも移る可能性がある病気に感染してしまった場合には、寝床をわけて生活する必要があります!
安全管理を目的とするならクレートも考慮
一緒に眠ることで愛犬のぬくもりを感じられることは、犬と一緒に暮らす上での大きな楽しみですが、近年地震などの災害も増えてきています。
そういった時の愛犬を守るための策として、強度がしっかりとしているクレートで寝てもらうことで、倒れてきた物や落下物から愛犬を守ることができるメリットもあります!
急な対処が必要な時にパニックにならないための策も検討しておきましょう!
飼い主も熟睡が必要
これは当たり前のことですが、飼い主さんにもゆっくりとした睡眠が必要です!
愛犬と一緒に寝ている飼い主さんの中には、「一緒に眠りたいから押しつぶしていないか心配で何度も目覚めてしまうが我慢している」という飼い主さんもしばしば…。
ですが、仕事や家事など飼い主さんにも日中にやらなければいけないことはたくさん!
もしもゆっくり睡眠がとれないようならば、飼い主さんの体調悪化にもつながるため、愛犬と一緒に眠るのは昼寝程度にとどめて、夜は別々に眠りましょう!
毎日の暮らしの中で信頼関係を作りましょう
いかがだったでしょうか?
今回寝る時の位置取りや姿勢による愛犬の気持ちを紹介しましたが、あくまで目安のひとつとして捉え、神経質に考えすぎないようにしましょう!
愛犬との関係性は、ひとつの考察では割り切れなかったり、考えが不足する場合もたくさんあります!
信頼関係は、普段の生活の中でアイコンタクトや行動を観察しながら、意思疎通を図ることでしっかり作り上げていくものです!
皆さんと、愛犬との関係づくりがより良いものになりますように♪
以上、
「犬の寝る場所で意味が違う?飼い主への忠誠心がまるわかり!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
~しつけでお悩みの方へ~・私の犬って、何でこんなに吠えるの?
・決めた場所でおしっこしてくれない。
・通行人に噛みついちゃった!大変!
・私の犬なんてお手すらしてくれない。私の愛犬に限って、ダメ犬なんじゃないかしら?
安心してください!そう思っている方が、今とても多いんです!
だから、あなただけが悩んでいるのではないのです!実は、あなたもあなたの愛犬も何もダメなところはありません!
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