愛犬とのコミュニケ―ションに大きく関わる鳴き声!
「うちの子は何て言っているのかなぁ?」ととても気になるはず!
もしくは
「この鳴き声の時はどんな感情なんだろう?」というのがわかるだけで全然違いますよね?
今回は、愛犬が発する声の役割と意味を解説します!
Contents
鳴き声は愛犬からのコミュニケーション
私たち人と毎日を共にする犬たちは、文字にすると「あいうえお…」「ABC…」などを使うような言葉で意思を伝えてくることはありませんよね?
愛犬たちは人と同じ日本語や英語と言った言語では意思を伝えてくることはありませんが、私たちとは違う言葉で確かに「話して」います!
その1つが「ワンワン!」「クーン…」といった「鳴き声」!
鳴き声はまさに愛犬にとっての「言語」の1つです!
鳴き声から見る愛犬の気持ちを探ってみましょう!
鳴き声と一緒に見るべきボディランゲージ
鳴き声から愛犬の気持ちを読み取るには、愛犬が見せる体の動きにも注目してみましょう!
耳、口元、目の瞬き、姿勢、尻尾の位置・振り方など、愛犬は鳴き声と体の動きを同時にしてたくさんの情報や感情を私たちに伝えています!
嬉しい・楽しいという時はまだしも、見逃したくないと飼い主さんが思う感情は「恐怖」「緊張」「怒り」といったサイン!
これを理解してあげないと、愛犬にとってはストレスいっぱいの生活を送っていることに気づけないこともあります!
特に、ストレスがかかって自分を落ち着かせたい時に見せる「カーミングシグナル」は、その筆頭です!
カーミングシグナルとは、
・顔をそむける
・目を細める、瞬きをする
・ピエロのような口をする(笑ったように見える顔)
・しっぽを下げたまま振る
・あくびをする
・前足を上げる
といったボディランゲージや表情と一緒に出る鳴き声には、愛犬のストレスサインを含んでいる可能性があるため要チェックです!
鳴き声の意味を探ってみよう
それでは、それぞれの鳴き声と一緒に出るボディランゲージも踏まえながら、鳴き声を5種類に分けて愛犬の気持ちを解析してみましょう!
1.「ワン」
犬の鳴き声のイメージになることが多い「ワンワン」という鳴き声!
高い音で「ワンッ」と短く鳴く時には、飼い主さんや遊び相手の注目を集めたい時に発します!
前足を折ってお尻を高く上げる「プレイバウ」という姿勢と一緒に行っている時には、
「ねえねえ!遊ぼうよ!」
と、楽しみながら遊びに誘っている印!
逆に低い声で「ワンッ」と短く相手に発する時には、
「それは嫌!やめてよ」
と相手を制止する時に使うことが多くなります!
耳を横に倒して体の重心が後ろに倒れているようであれば、愛犬は訪れたストレスに対して、その場から逃げたいと思っているかもしれません!
また、連続して「ワンワンワン」と鳴く時にも、高い音は低い音かでも意味が異なってきます!
高い音なら相手に対する要求を示すことが多く、特に飼い主さんに対しての「おねだり」の時に見られます!
飼い主さんにじーっと視線を合わせて鳴いている時には、何か物か行為を求めていると言えますね。
おねだりは時に愛犬の単なるわがままなこともあるため、「ワンワン」に対して要求を全て叶えようとするのは止めるべきことも多くあります!
反対に低い音で、体を前傾姿勢にしながら耳をピンと前に立てて、連続して「ワンワン!」と鳴いている時には、相手への威嚇や攻撃心を示していることも!
この時、尻尾をあげて振っていることが多いので、
「歓迎しているのかな?」
と、対応を間違えて不用意に近づくと咬まれる恐れもあるので注意が必要です!
2.「ウーッ」
唸り声と聞くと「怒りのサイン?」とドキドキしてしまいますが、実は攻撃行動の前兆以外でも発することがあります!
特に多いのが遊びの最中に発するもの!
他の犬とのプロレス遊び状態の時、飼い主さんとの引っ張りっこの時など、夢中になればなるほど「ウーッ」と唸ってしまいます!
この時愛犬にとっては攻撃する意思はありません。
攻撃の前兆になり得る「ウーッ」は、
・自分のお気に入りのものや食べ物を口にしている時
・唸りながら歯を見せて、耳が横や後ろに倒れている時
・眉間にしわを寄せて前傾姿勢を取っている時
などがあげられます!
この時の「ウーッ」は、
「今すぐ止めなきゃ攻撃するぞ!」「僕のものに手を出したら怒るぞ!」
という意味で発していることが多いため、愛犬の表情や、発した時の状況をしっかり観察してみてくださいね!
3.「クーン」「キューン」
「ワンワン」のように口を開けて鳴くのではなく、鼻声のような鳴き方である「クーン」には、愛犬の甘えんぼうな気持ちを含んでいることが多くなります!
特に、
・飼い主さんが傍にいなくて不安な時
・飼い主さんと再会して嬉しい時
・自分の欲しいものを飼い主さんが持っている時
など、「傍にいてほしい」「持っているものをちょうだい」という要求を叶えたくて鳴いていることが多いでしょう!
不安な時には、耳を立てて周囲の様子を窺うようにしたり、周囲をうろうろしたり、尻尾を下げたまま飼い主さんの姿を探すためにキョロキョロとあたりを見回します!
これは分離不安のわんちゃんによく見られる鳴き方です!
また、「痛い」「苦しい」といった体の不調が強い時に出ることもあります!
そんな時には上目遣いになったり、じっとその場から動けずにいることが多いため、見つけたら早めに動物病院へ向かいましょう!
対して嬉しい時には、耳を後ろにペタッと寝かせて、しっぽを上げて激しく振りながら「クンクン」と鳴きます!
興奮したように飼い主さんにじゃれてくることが多いのでわかりやすいはずです!
甘えの中にも「不安」と「喜び」があるのを、ぜひ知っておきましょう!
4.「キャン」
短く「キャン」と鳴くので多いのは、「痛い」という瞬間的な痛みを示す気持ち!
私たち人もぶつけた後などには「痛いっ」と叫んだ後思わずうずくまったり、動けなくなりますよね?
愛犬も同じで、1度短く痛みによる声を発した後には、うなだれてしょんぼりとした様子が見られることがあります!
他にも、触った時に「キャンキャン!」「ギャンギャン!」と激しく鳴く時には、骨折などの激しい痛みを示している時に見られます!
そんな時には無理に触らず、愛犬が楽な姿勢を保てるクレートやキャリーに入れて獣医さんに診察してもらってください!
元気いっぱいに「キャンキャン」と甲高い声で連続して鳴く時には、飼い主さんの出迎えなど喜びと興奮によって発しています。
ピョンピョンと飛び跳ねたり、口を開けてハッハッと呼吸しながら尻尾を上げてブンブン振っている時には、歓迎や待ち望んでいた喜びを全身で表現していると言えるでしょう!
5.「ワオーン」
顔を高く上に向けて「ワオーン」と鳴く遠吠えには、
「自分はここにいるぞ」
というアピールをしているという意味があります!
一種の犬同士のコミュニケーションで、自分自身のアピールの一環ですね!
他にも、飼い主さんが外出してから、
「寂しいよ」「戻ってきてよ」
と孤独感の解消を求めて鳴くことも!
また、要求の延長で、甲高い「ワンワン」から「アオーン」「ワオーン」という遠吠えにつながるパターンもあります!
遠吠えは周囲にもよく響くため、ご近所トラブルにもつながる可能性があり注意が必要です!
愛犬の言葉を理解してあげよう
愛犬が鳴く時には、「自分の気持ちを相手に伝えたい」という意志の表れでもあります!
不安やストレスを感じている時には、愛犬をその気持ちから解放するために、声をかけたりスキンシップを取ったりして、愛犬とコミュニケーションする必要があるでしょう。
逆に、愛犬のわがままとも取れるような鳴き方に対しては、応じれば応じるほど、愛犬のわがまま度合いが増えていき飼い主さんの悩みの種にもなってしまいます!
鳴き声とボディランゲージで愛犬の気持ちを理解しながら、
・喜びを共有する
・不安や緊張、恐怖を和らげる
・攻撃意思をなだめる、止める
・要求をコントロールする
といったことが暮らしの中では重要です!
この機会に、ぜひ愛犬の普段の鳴き声の意味を探ってみてくださいね!
以上、
「犬の鳴き声って何種類の意味があるの?これで犬の感情がわかる!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
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