なかなか目にすることが出来ない犬の出産!
立ち会えることは、とっても貴重です!
しかし、中には、母犬が仔犬を食べてしまうというショッキングな場面を目にすることも…
一体どうしてこのようなことを?対策は?
出産前に知っておきたい産後ケアについて紹介していきます!
Contents
母犬が仔犬を食べるって本当?!
犬の出産話を聞くと、母犬が生後間もない仔犬を食べてしまうというショッキングな行動を目にすることがあると聞くことがあります!
実はこれ、カニバリズム(共食い)という現象で、自然界ではよくあることでもあります。
そもそもカニバリズムは、病気の可能性がある仔犬に多く、その仔犬を殺すことで、他の仔犬への感染防止や母犬自身の栄養不足を補うためといった目的の元行われます。
また、それだけではありません!
ホルモンの一種であるプロゲステロンというものには、生理的な鎮静効果があるのですが、出産後に胎盤を体外に娩出することで、母犬の血中プロゲステロンが一気に低下してしまうんです。
その結果、理性を失いかけた母犬のイライラとした感情が、生まれたばかりの仔犬に向けられるとも言われています。
とても信じがたい話ではありますが、このような理由から母犬は子犬を食べてしまうことがあるんです!
出産を終えた母犬のケアをしよう!
出産を終えた母犬は、子育てに大忙しです!
そのため、基本的に仔犬から離れたがりません!
しかし、仔犬たちの授乳と排泄のお手伝いが終わったら、軽いお散歩(5~10分程度)や気分転換をさせてあげましょう!
気分転換をさせてあげることで、血行が良くなり母乳も出も良くなるんです!
ちなみに、出産して10日くらいまでは、5~10分の軽い散歩で大丈夫です!
適度に運動することは、リラックス効果があるだけでなく、産後の子宮収縮に重要な役割を果たすため、なるべく欠かさず行いましょう♪
そうすることで、母犬のイライラとした感情もなくなり、カニバリズムも起きにくくなりますよ!
また、母犬の前で不用意に仔犬を触ったり抱っこしてしまうのはNGです!
母犬の母乳に近づけるのは良いのですが、母犬から仔犬を離そうとする行為はとても危険です!
理性を失った防衛本能から、時にカニバリズムを起こしてしまう恐れもあるんです!
可愛くて抱っこしたい気持ちは分かりますが、落ち着くまでは我慢しましょうね!
産後に多い母犬の病気を知っておこう
産後の母犬は精神的に不安定になるだけでなく、以下に挙げる病気にも気を付ける必要があります!
急性子宮炎
分娩直後に子宮まで進入してきた細菌に感染することで炎症が起こる病気です。陰部からのおりもの・発熱・食欲不振などの症状があったら、早めに受診をしましょう!
子宮破裂
子宮蓄膿症・過剰な外圧・子宮の奇形・強い陣痛が原因で子宮に裂け目ができてしまう病気です。この病気は緊急疾患なので、早急な外科的手術が必要となります!
子宮脱
分娩から数時間以内に発症する子宮脱は、子宮が外陰部から外に飛び出してしまう病気です。この病気になってしまったら、外科的手術での整復が必要となります!
無乳症
早産・帝王切開によるストレス・精神的ショック・低栄養などが原因で、母乳が出なくなる病気です!
ストレスや低栄養は、カニバリズムにも繋がり兼ねないので、早急に獣医師に相談をしましょう!
乳腺炎
乳頭から進入した細菌感染によって発症する乳腺炎は、乳腺の腫れ・熱・痛み・血液と膿が混じった乳汁が主な症状です。この場合、人工保育に切り変える必要があるため、早急に獣医師に相談をしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
私たち人間同様に、犬も産後のストレスを抱えているんです!
カニバリズムが起きないようにするためにも、適度な気分転換を行い、リフレッシュさせてあげることが大切ですね♪
以上、
「母犬が子犬を食べる!なぜ?対策は?出産前に知っておきたいこと!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
~しつけでお悩みの方へ~
・私の犬って、何でこんなに吠えるの?
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