室内と屋外で寒暖差が激しい冬になると、寒い所が苦手な犬種にとっては辛い季節となります!
犬と言えども寒さに弱い犬種もおり、その場合は愛犬に合わせた寒さ対策が必要です!
今回は寒さ対策が必要な犬種をランキング形式で紹介し、冬を乗り切る方法も探ってみましょう!
Contents
どんな犬が寒さに弱い?
一般的に犬と言えばよく猫と比較されて寒さに強い動物だと思われがちです!
しかし、犬も暑さ・寒さにそれぞれ対処しやすいかどうかは、犬種によってかなり差があります!
まずはどんな犬種が寒さに弱く、対策が必要なのかを知っておきましょう!
暑い国原産の犬
まず言えるのは、寒い国原産の犬に対して、暑い国原産の犬の方が寒さには弱い傾向にあります!
特に顕著なのは「シングルコート」と呼ばれる被毛の特徴を持つ犬種です!
犬の被毛は上毛と下毛の2層構造(ダブルコート)になっている場合、上毛が皮膚の保護、下毛が保温効果をもたらしてくれます。
こういったダブルコートの犬種は季節の移り変わりに合わせて下毛が抜け、暑い季節・寒い季節に合わせた体温調節を行っています!
ダブルコートの犬種で代表的なのは、柴犬、シベリアン・ハスキー、ウェルシュ・コーギー、ゴールデン・レトリーバーなどが有名ですね!
対して、シングルコートの犬は抜け毛の季節がないかわりに、被毛による保温効果はダブルコートの犬に比べ少ないのが特徴です!
暑い国原産の犬の場合は、シングルコートに加えてスムースコート(短毛)であることも多いため、より寒さに弱い傾向にあります!
小型犬
小型犬は大型犬や人に比べて、地面に近い所で行動し、生活しています!
冷気は主に下に溜まりやすい性質を持つこともあり、お家の中でも屋外でも、小型犬は寒い空気に近い場所にいることになります!
そのため、小型犬と暮らしている飼い主さんは、愛犬の目線の高さで感じる寒さを気にしてあげる必要があるので注意しましょう!
子犬や老犬
生後すぐの子犬や高齢犬の場合、体温調節機能が通常よりも低下している可能性があります!
特に、生まれたばかりで「振戦反射」と呼ばれる体を震わせて熱を生み出す機能がまだ備わっていない子犬なら、なおのこと保温に気を配らなければ命に関わることがあります!
元々が寒さに弱い犬種なら、子犬期や老犬期の体温機能にもより注目してみてくださいね!
寒さに弱い犬種ベスト5!
それでは寒さに弱い犬種を見てみましょう!
今回は日本で人気を誇る犬種を中心に、第1位から第5位までご紹介します!
第5位 フレンチ・ブルドッグ
近年短頭種の中でも日本で人気を誇るフレンチ・ブルドッグですが、暑さだけでなく寒さにも弱い犬種として知られています!
季節によって生え変わる毛質ではありますが、短毛で保温性は高くないため、冷気を防ぐ効果はあまり強くありません。
また、鼻が短いことやのどに問題を抱えている子も多いことから、乾燥しがちな季節は呼吸器のトラブルにも注意してあげなければいけません!
同時に、保温に意識を向けすぎると室内で熱中症にかかるリスクもあるため、冬の体温調節も難しい犬種であると言えます!
第4位 チワワ(スムースコート)
チワワは超小型犬に分類され、地面からかなり近い場所で生活しています!
また、メキシコ原産の元々のチワワの形態に近いスムースコート(短毛)は、一般的にシングルコートだとされており、寒い日の対策は必須と言えます!
チワワに多い心臓病も、冬の室内と屋外の寒暖差によって急激に悪化する例も見られるため注意してあげましょう!
第3位 ミニチュア・ピンシャー
シングルコートで短毛種であるミニチュア・ピンシャーも、寒さには弱い犬種と言えます!
また、筋肉質で皮下脂肪が少ない傾向にもあるため、寒い日の体の保温が苦手な子もたくさんいます!
冬の季節は普段はパワフルな性質も控えめになるかもしれませんね!
第2位 イタリアン・グレーハウンド
元々は古代エジプト時代からいたグレーハウンドの末裔とも言われ、短くなめらかな被毛を特徴とした美しい犬種です!
しかし、その毛の特徴から寒さには極端に弱く、日本の冬はなんの対策もなしに長時間の外出をすることは難しいでしょう!
体自体も細身で脂肪をまとった体型ではないため、自分自身で保温することはかなり苦手な犬種と言えます!
第1位 チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
第1位はヘアレス・ドッグの代表犬でもあるチャイニーズ・クレステッド・ドッグです!
通常ほとんどの犬は短毛・長毛の被毛に体が覆われていますが、チャイニーズ・クレステッド・ドッグは頭部や足先などを除き、保温のための毛はほぼ生えていません!(まれに全身が長毛で覆われている子もいます)
冬場の屋外での活動は体温をどんどん下げてしまう原因になり、体の不調につながるため、お散歩も短時間しかできないことがある犬種です!
愛犬の寒さ対策にはどんな方法があるの?
● 室内でも全身を震わせている
● 暖かい所では元気だが散歩に行きたがらない
といった様子を見せるようなら、寒さ対策は積極的にしてあげたいものですね!
続いて、今年の冬からできる、愛犬のための寒さ対策をご紹介します!
服の着用
洋服と言えばおしゃれのためというイメージを持たれている飼い主さんもいるかもしれません!
しかし、冬場は便利で実用的な保温グッズとしての役割を発揮してくれます!
冬にぴったりの厚めの布地であったり、保温効果のある生地を選んであげるとお散歩時にも活用できます!
また、降雪時や地面が凍ってしまうような地域の場合、わんちゃん用の靴下などを活用して肉球を保護するのもいいですよ!
エアコンの活用
室内の温度調節を行うには、やはりエアコンの活用が簡単です!
空気を循環させるサーキュレーター機能も付いていれば、冷気が下に溜まりすぎず部屋全体を暖めてくれるのでより良いでしょう!
この時に大事なのは加湿も忘れずに行うということです!
温度が暖かくても空気が乾燥していれば、呼吸器や皮膚への影響も大きいため注意してあげましょう!
ペットヒーターや蓄熱素材のベッドを活用
愛犬がゆっくり過ごすことが多いスペースには、保温効果の高いグッズを使ってあげましょう!
サークル内の一部分に置くためのペット用ヒーターや、蓄熱素材でできた犬用ベッドを選びます!
人用として販売されている保温効果の高い毛布を1枚足してあげるだけでも構いません!
愛犬にとって、留守番中や睡眠中の快適さにつながりますよ!
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外出前のウォーミングアップや室内での運動
暖かい場所から寒い場所に急に移動すると、血管が急に収縮してしまうため、体に大きな負担がかかってしまいます。
人でよく言うお風呂場の「ヒートショック現象」なども有名ですね!
外出前には特に早いリズムでマッサージを行って体を温めたり、廊下のやや寒い室温で体を慣らしてから外出するなど、ウォーミングアップをすることを意識しましょう!
もしも先ほどご紹介したような寒さに極端に弱い犬種であれば、室内でのエクササイズや遊びでストレス発散・運動不足解消につなげてあげるのも良い方法です!
飲み水や食事の工夫
寒い季節は食べる物の温かい・冷たいにも気を配ってあげましょう!
例えばドライフードはお湯でふやかしてほんのり人肌の状態で食べたり、飲み水はぬるま湯にして飲水量を確保します!
冷たい食事や食材は体をどんどん冷やし、下痢の原因にもなるため注意してください!
寒い冬も健康に気をつけて乗り切ろう!
寒いからと言って縮こまっているだけでは、わんちゃん自身も楽しいことが少なくストレスが多い季節となってしまいます!
愛犬の体を温めながら、冬ならではの過ごし方を各地域・家庭で考えてあげることで、飼い主さん・愛犬どちらにとっても楽しい暮らしはいくらでも送ることができます!
皆さんの愛犬が寒さに対してどんな反応を見せるか、寒さに対して体がストレスを感じていないかどうか、よく見ながら寒い季節も乗り切ってくださいね!
以上、
「寒さに弱い犬種ランキング!寒い冬を快適に過ごすための方法を紹介!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
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