私たち人は、電気を消したり暗めの照明の中で眠りにつきますよね。
暗さは私たちの生活リズムを整えるためにも必要です!
では、愛犬たちの場合はどうなのでしょうか?
犬の睡眠についてと、明るさと睡眠の質について考えてみましょう!

夜に眠る時はなぜ照明を消すの?

皆さんは夜に自分のベッドや布団で眠る時、どの程度まで照明を落としていますか?

多くの人は、

・完全に真っ暗
・間接照明で少しだけ明るさを残す

のどちらかだと思います!

「蛍光灯で煌々と明るいとそもそも眠れない」
そんな意見も多いでしょう!

そもそも、睡眠時に蛍光灯などの明るい光の中眠りにつくと、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」が抑制されると報告されています!

メラトニンは、自然に眠りを誘ってくれるホルモンのこと!

その量が減るということは、目を覚まさせて眠りを妨げることになるというわけです!

加えて、朝の明るい光を浴びることで誤差を修正できるはずの体内時計が、日中も夜もずっと明るいことで狂ってしまうことにもなります!

人にとって質の良い睡眠をとるためには、きちんと夜は暗くして眠ることが重要なのです!

犬の睡眠サイクルとは

子犬や高齢犬を除き、多くの成犬は1日のうちの約半分から少し多いくらいの時間を睡眠に当てています!

そしてその睡眠の中の多くはレム睡眠と呼ばれる浅い眠りで、約8割を占めると言われています!

つまり、深い眠りにあたるノンレム睡眠に当たるのは、たったの2割というわけですね。

犬の睡眠は基本的にはウトウトとして、何らかの刺激や物音があればそれに対応して起きるという睡眠サイクルを取っています!

「うちの子はよく寝ているな」
と思っていても、実は周囲の状況を伺っていて、自分の身を守るため、周囲の変化にすぐに対応できるようにするため準備している子も中にはいるということです!

 

夜に明るい照明がついたままだとどうなる?

犬は深い眠りにつく時間が人に比べて少ないため、実は夜も熟睡している子は少ないのかもしれません!

そもそも、野生の環境下では元は夜行性で、人の生活スタイルに合わせて昼行性になったとも言えます!

ですが、今の睡眠サイクルを確保した犬にとっては「朝起きて活動し始め、夜は眠る」という体内時計があるのは人と同じです!

その体内時計はやはりこれも人と同じく、夜は暗い環境で眠り、朝に光を浴びることでうまく調節される仕組みを持っています!

愛犬の中には、ごはんの時間やおやつの時間をぴたりと当てる子もいますよね!

ところが、朝も昼も夜もすべて明るいと、いくら深い眠りにつく時間が短いとは言え、愛犬から充実した睡眠サイクルを奪うことになりかねません!

体内時計が狂ってしまうと、愛犬の生活が昼夜逆転してしまうこともあるため、

「誰か起きてよ。構ってよ!」
「眠れない。今遊びたい!」

と愛犬の要求にあい、飼い主さん自身の生活に影響が及ぶ可能性もあります!

愛犬のために充実した睡眠時間を!

愛犬に質の良い睡眠を確保してもらうには、メリハリの効いた生活を送らせてあげることが大切です!

適度な運動

1日中だらだらしていると、体の疲労感は少ないものの、日中から浅い眠りを繰り返して夜に眠気が訪れないといった昼夜逆転のきっかけになってしまいます!

お散歩へ行ったり遊びで体を動かすことは、愛犬に程よい疲労感を与え、快適な睡眠に誘ってくれます。

また、気分転換やストレス発散にもつながるため、家で退屈している愛犬の心の安定にも役立ってくれますよ!

眠る場所を整える

愛犬にとって、眠る場所周辺で物音がして落ち着かない、寝心地が良くないといった状況だと、心からリラックスしてくつろぐことができません!

ゆっくり眠ってもらうためには、「ここは安全で無防備になっても良い場所」「気持ち良い場所」と愛犬が感じる必要があります。

・室温は暑すぎず、寒すぎず
・寝床は快適な素材でできている
・静かで薄暗い
・排泄物などによる汚れがなく清潔

犬は本来キレイ好きな動物です!

汚く硬い寝床だと、人もリラックスして眠る場所にはならないはず!

自分自身を愛犬に置き換えて、「自分にとってリラックスして眠れる場所」をイメージして寝る場所を作ってあげてくださいね!

1日の時間割を決める

愛犬の体内時計を整えるためのサポートとして、ごはんの時間や散歩の時間、眠る時間ある程度一定にしてあげるといいでしょう!

愛犬の体にとって、
「そろそろごはんだ!お腹空いたな」
「遊んだし、ごはんも食べたし何だか眠たくなってきた」

と、いつものサイクルを繰り返すことで、そろそろ眠る時間だと体が覚えてくれることにつながります!

ごはんの時間や眠る時間がずれると、愛犬にとって「いつもと違うな…」というストレスにもなりかねません!

日光浴以外でも、愛犬の体内時計を整えるために毎日の暮らしを整えてあげましょう!

気持ち良く眠ることは愛犬にとっても大事なこと

飼い主さん自身も愛犬も、お互いにゆっくり眠って睡眠を確保することで、

・体力の回復
・脳の休息

を得ることができます!

体内時計が狂ってしまうと、時差ボケのような症状を感じ、ぼーっとして日中の活動に支障を及ぼすことも!

愛犬にとっても質の良い睡眠がとれないと、体力面だけでなく、心のイライラにも繋がってしまうでしょう!

夜は暗い環境で眠り、朝に体を目覚めさせる!

飼い主さんも愛犬も、そんな体内時計の調節を上手に行い、ゆっくり体を休めてくださいね!

 

 

 

以上、
「犬が寝る時の明るさは重要?暗いか明るいかでどう違うかを検証!」でした!

本日もお読みいただきありがとうございました!

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