胴長短足犬と言えば「ダックスフンド」という犬種!

しかし、ダックスフンドの中にも異なる体格(サイズ)による分類があるのをご存知ですか?

今回は日本人に身近な「ミニチュア」と、見かけることの少ない「スタンダード」を中心にご紹介します!

サイズによるダックスフンドの違いとは?

日本人に大人気のダックスフンドと言えば「ミニチュアダックスフンド」ですよね。

しかし、このダックスフンドという犬種は、
・胸囲や体重を元にした体格(サイズ)
・被毛の特徴(毛質)
によって、大きく9パターンに分けることができるのです!

まずは体格によって異なる「カニンヘン」「ミニチュア」「スタンダード」の違いの見分け方をチェックしてみましょう!

1.カニンヘン

ダックスフンドの中では最も小さい体格を持つのがカニンヘンダックスフンドです!

ダックスフンドを3つの体格に分ける時にポイントとなるのが、生後15ヶ月の成犬時に測定する胸囲です。

ジャパンケネルクラブ(JKC)の規定では、カニンヘンはこの胸囲が30cm以下で、体重も標準体型で5㎏以下(だいたい3~3.5㎏程度)と、かなり小さめのサイズとなることがわかります!

2.ミニチュア

日本で人気のミニチュアダックスフンドは、胸囲が30~35cmとカニンヘンダックスよりも1サイズ大きい体格となります!

体重は標準体型で5㎏以下と、こちらもミニチュアの名にふさわしい小型犬としての姿が血統書における理想体格とされています。

しかしこれはダックスフンド好きな方なら「あれ?」と思われるところで、実際カニンヘンやミニチュアでは、生後15ヶ月の時点でこのサイズを超えて大きい体格を持つ子もよく見かけますね!

そのため、ミニチュアダックスフンドの「5㎏以下」という体重は、あくまで理想的なものという位置づけとなることが多いでしょう!

3.スタンダード

日本ではなかなかお目にかかることの少ないダックフンドの中では最大体型になるのがスタンダードダックスフンドです!

胸囲35cm以上、体重9~12㎏と、ミニチュアダックスフンドに見慣れた方からすれば「大きい!」と思わず声をあげてしまうかもしれません。

犬の体格としての位置づけも、カニンヘンやミニチュアが小型犬種として扱われるのに対して、スタンダードダックスフンドは中型犬に分類されています!

ちなみに全犬種の中でも、最も胴長短足であることでも知られていますよ!

ダックスフンドには毛質による分類も!

ダックスフンドは、体格の違いの他にも3つの毛質の違いでも分類されています!

ミニチュアとスタンダードでも「ロングヘア―」「スムースヘア―」「ワイアーヘアー」の3タイプがあるので、これから迎え入れようと思っている飼い主さんはぜひチェックしておいてくださいね!

1.ロングヘア―

スパニエル系の血を引いているため、細くて柔らかい長い毛が全身を覆っているのがロングヘア―です!

ふわっとした触り心地の毛質で、長毛ではありますが一定の長さを超えて伸び続けることもないので、トリミングでのカットも毛先をそろえる程度で済むことがほとんどです。

ややウェーブがかった毛質だったり、まっすぐの直毛だったりと、ロングヘア―の中にも1頭1頭の個性が見えますよ!

カラーバリエーションは
・単色(レッド、イエローなど)
・2色(ブラックタン、チョコレートタンなど)
・その他(まだら模様のダップル、縞模様のブリンドルなど)
と豊富で、JKC未公認のものも合わせるとかなりの数に及びます!

ダックスフンド全体を見ても、ロングヘア―の子は甘えん坊気質でフレンドリーな子が多いと言われています。

2.スムースヘア―

短い毛が全身に密に生えているのがスムースヘアーです!

ダックスフンドの被毛では基本の毛質とも言われており、体についた筋肉の浮き上がりもよく分かるため、力強い印象を与える子が多いでしょう!

ロングヘア―やワイアーヘアーに比べ被毛のもつれに悩まされることがないため、お手入れがしやすいタイプの毛質と言えます。

カラーバリエーションはロングヘア―と同じで、1頭1頭個性が見えます!

性格的には明るくて活発、好奇心旺盛と、ダックスフンドの犬種としての特徴をよく現すことが多いのがこのタイプです!

3.ワイアーヘア―

テリア系犬種との交配の結果生まれたのが、硬いごわごわとしたまさにワイアーのような手触りが特徴のダックスフンドです!

見た目もロングヘア―やスムースヘアーにはない、眉とあごひげのように生えた毛が独特の風貌を作り出しています。

また、ワイアーヘアーには
・ワイルドボア(イノシシ色)
・枯葉色(ドライリーフ、デッドリーフ)
といった特徴的な渋い色味もあり、個性のあるわんちゃんを迎え入れたい人にとって、じわじわと人気を伸ばしているダックスフンドです!

性格的にはやんちゃで、テリアの血を引いているからか頑固な一面を持つ子が多いとも言われていますよ!

ミニチュアとスタンダードに寿命の差はある?

3タイプの毛質を持つミニチュアダックスフンドとスタンダードダックスフンドですが、体格には大きな違いがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

この2犬種を比べてみた時に気になる人も多いのが、体格の違いによる寿命についてです!

ペット保険会社アニコム損保が2019年に発行した「アニコム家庭どうぶつ白書」によると、ミニチュアダックスフンドの平均寿命は2017年の集計時点で14.9歳と、長生きな犬種であることが見てとれます!

アニコム家庭どうぶつ白書2019「どうぶつの疾患統計:第2章品種別の統計」

犬全体の体格ごとの平均寿命と比べても一目瞭然で、
・超小型犬:14.0歳
・小型犬:13.8歳
・中型犬:13.3歳
・大型犬:11.1歳
と、データ上でもよく分かりますね!

ミニチュアダックスフンドとスタンダードダックスフンドでは、体格の差から小型犬と中型犬として扱いに違いがあるため、もしかしたらミニチュアダックスの方が平均寿命としては長くなる可能性があります

しかし、わんちゃんそれぞれで年齢を重ねた時に発生する病気や、生まれ持った体質などによって体の状態は変化するため、あくまでも目安として捉えておいてくださいね!

ダックスフンドを飼育する時には特徴を理解した飼育方法を

ダックスフンド全般に言えることですが、胴長短足であるこの犬種は、生まれ持って背骨への負担がかかりやすい犬種です!

そのため、ミニチュア・スタンダードどちらのダックスフンドを飼育するにしても、高所からの飛び降りや段差のある生活環境をなくす、滑りやすい床の改善など、足腰の負担を軽減するための生活が必要になります!

また、アナグマ猟で活躍してきただけあって、運動不足によるストレスや意思の強さからくる吠えの問題も起こりがちです。

飼い主さんに獲物がいることを伝えてきたよく通る吠え声は、きちんとしつけでコントロールしていくことが大切です!

一方で、ダックスフンドは活発で、いろいろな人やわんちゃんとも社交的に接することができる犬種でもあります。

飼い主さんが愛犬を通した交友関係を広めることにも、活躍してくれること間違いなしでしょう!

普通の犬種ではなかなか見られない特徴的な体格を持つダックスフンドとの暮らしを、犬種としての性質をよく理解しながらぜひ楽しんでくださいね!

 

以上、
「ダックスフンドとミニチュアダックスフンドの違いは?大きさは?寿命は?」でした!

本日もお読みいただきありがとうございました!