わんちゃんって目ヤニが良く出ますよね~?
取ってもすぐに出てくるから、放置している人も多いかもしれません。
ですが、目ヤニが病気のサインを出してくれるって知っていましたか?
ここでは、こんな目ヤニが出たら要注意!というのと、目ヤニのケアについて紹介しますね♪
Contents
目ヤニって何?
私たちが呼ぶ目ヤニというものは、動物病院などの獣医療分野では「眼脂」と専門的に呼ばれています!
人も流す涙は目の表面に入ったゴミや異物を洗い流してくれる役割を持っていますが、それと同時に目にたまった老廃物も涙の成分として包んで目ヤニとして出しています!
目頭や目尻などに少しつく程度の透明~白色・灰色の少しとろっとしたような目ヤニや、目頭にこびりついたような茶色い目ヤニは生理的なものがほとんどなので、人でもふだん寝起きなどに見られるような目ヤニと同じようにあまり心配する必要はありません!
では、どんな目ヤニが病気の症状として現れるものなのか?をお話ししていきましょう!
こんな目ヤニは病気かも?
目ヤニは健康な子でも出るもの!
少量で、拭けば取り除けるくらいであれば良いのですが、時にはそうもいかない目ヤニも存在します!
こちらで紹介していきますね♪
目ヤニの量が多い
まず注意するべきは、目ヤニの量がいつもと変わっていないかどうか。
特に、目ヤニの量が増えている場合は要注意!
拭いても拭いても1日に何度も出る、もしくは目全体を覆うように目ヤニがこびりつくといった場合には、目の炎症やドライアイなどの病気が原因で量が変化している可能性があります!
目ヤニの色がいつもと違う
正常な目ヤニは、先ほどもお話しした通り白色や透明・茶色といったものですが、その目ヤニが黄色~黄緑色に変化している場合は、目に炎症や感染症が引き起こされている可能性があります!
膿の状態として出ていることもあり、放っておくと重症化し、病気の種類によっては失明することも!
同時に充血などの他の症状が現れることも多いため、他に何か目を気にする様子や変化はないかも一緒に見ておきましょう!
目ヤニの粘度が変化する
生理的なものと違い、病気の可能性がある目ヤニは、拭いてもドロドロとして取りにくい、べたべたするといった性質の変化を伴うことがあります!
いつもと比べて全然取れない!
という時には、量の変化と一緒に性質もチェックしてみてくださいね♪
目ヤニと一緒に現れる症状にも要注意
目の病気の兆候を見逃さないためには、目ヤニと同時に発生する他の症状にも注目しておきましょう!
目の病気では、炎症や感染が起こると、痛みや痒みが強く現れることがあり、目をショボショボさせている、目を開けることができない、顔を引っかくような仕草をする、顔を床にこすりつけるといった行動を見せることがあります!
このような場合は、緑内障やぶどう膜炎、角膜潰瘍といった急いで治療を必要とする目の病気でも現れやすい症状のため、目を気にしているようであれば早めに動物病院へ相談に行きましょう!
そしてこのようなしぐさをしている場合、目を引っかいてしまうことで、さらに目を傷つけてしまったり、病気を重症化させてしまうこともあるので要注意です!
痛みが強い場合には、じっとして元気がない、ごはんを食べないといったふだんの元気・食欲にまで影響を及ぼすこともあります。
また、目自体にも、充血する、黒目の所が白く濁る、目ヤニと同時に涙の量が異常に増えるといったことがないかどうかも見ておきましょう!
もしも目ヤニ以外でこういった症状がみられた場合は、診察の時に一緒に獣医さんに話してみてくださいね!
日常の目ヤニのケア
目の病気の場合であれば、獣医さんが指示する点眼薬やエリザベスカラーなどを使い、目を引っかかないように、症状が悪化しないようにケアしていく必要があります。
けれど、病気でない目ヤニの場合は、ふだんの暮らしで飼い主さんが気にしてキレイにしてあげなければいけません!
病気でないからと放っておくと、最初は水分があって湿っていた目ヤニも、目頭から鼻の横にかけてどんどんこびりついてしまい、その下の皮膚に炎症が起きてしまったり、目の周囲の毛がもつれて汚れが溜まり、不衛生になることで二次的な目の感染症につながってしまう可能性もゼロではありません!
また、ふだんからこまめに拭いているかどうかで、目の周囲に茶色く色素沈着してしまう程度もぐっと変わります!
わんちゃんに優しい目ヤニの取り方
最後に、わんちゃんをキズつけずに優しく目ヤニを取る方法について紹介します!
目ヤニが出ている時には、柔らかい素材のガーゼやティッシュを使って軽く拭き取ってあげましょう!
もしもこびりつきがあるような時は、ガーゼをぬるま湯で湿らせてふやかしてから取ると、愛犬が感じる痛みが減り、無理に取ることで皮膚を傷つけてしまうといったことを防ぐことができます!
愛犬の目ヤニを取る時には、無理やり取るのではなく、優しく抱っこしたり声をかけてあげながら取ってあげてくださいね!
時には、動物病院で日常的に使える保湿や洗浄用の目薬を処方してもらい使用するのもひとつの方法です!
※ちなみに、目薬として人間用をさす方がたまにいらっしゃいますが、人間用の目薬は、愛犬の目の状態によっては合わない可能性もありますので、獣医さんに必ず確認してくださいね!
こまめにケアしてあげることで、
愛犬たちのかわいい目を、健康にキレイに維持してあげましょう!
以上、
「愛犬の目ヤニに注意!もしかしたら病気のサインかも?症状を一覧紹介」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!