犬がかゆみの原因の一つとなるノミ!
実はノミって犬や猫、そして人間にもつくことがあります!
愛犬をじっくり観察してみると、わんちゃんの毛の奥に、黒い小さな粉のようなものが見えませんか?
ここでは、そんな時の対策方法をご紹介します!
Contents
ノミってどんな生き物?
そもそもノミってどんな生き物かご存知ですか?
実はノミは世界中で2,000ほどの種類があります!
ですが、日本でよく見られるのは、ネコノミという種類です!
このネコノミの大きさは1~3mm程度で、肉眼で確認できます!
色は茶色で、6本足。
そして、ネコノミという名前ですが、猫だけではなく、犬や人間にも寄生します!
動物の体表に寄生したノミは、血を吸うことで栄養を得て、産卵!
卵がかえると、やがてサナギとなり、成虫となります!
成虫は、オス、メス、関係なくどちらも血を吸って生きます!
しかし幼虫は、血を吸うことはありません!
成虫の糞や、生き物のフケ、人や動物の食べこぼしなどを食べて、大きくなります!
わんちゃんの毛の奥に、黒い小さなものが多数見られる場合、成虫の糞の可能性も!
そして、ノミのジャンプ力は驚異的で、自分のカラダの60倍の距離、約100倍もの高さまで飛び跳ねることができます!
そのジャンプ力を活かして、振動、動物の体温、動物が排出する二酸化炭素などを感知して、体表に向かってジャンプ!
更に、体表に飛び乗ったノミは繁殖力も驚異的で、なんと動物の体表に寄生して2日で産卵します!
散乱した卵は一日に約30個、トータルで200~400個産みます!
そして2ヶ月もしないうちに成虫となり、同じサイクルが繰り返されるのです!
この文章を読んでいるだけでも、ゾゾゾッと寒気がしてしまいそうですね。。。
そして、これではそもそもノミがついてから除去するのは大変なことだと思いませんか?
次は、実際ノミがつくとどうなるのかを紹介します!
ノミがつくとどうなるの?
では、繁殖力の大きいノミが、寄生してしまったらどうなるのでしょうか?
犬がノミに血を吸われると、蚊の何倍もの激しい痒みが生じます!
体質によっては、ノミアレルギー性皮膚炎を起こすことも!
また、繁殖力が驚異的なので、多くのノミが体表に住みついてしまった場合、血をたくさん吸われ、貧血になるわんちゃんもいます!
犬のノミの取り方でオススメの方法は?
カラダの小さなノミですが、その影響力は凄まじいですよね!
手遅れにならないように、一番大切なのは予防です!
もし、ノミを発見しても、すぐに対処して、一日も早く絶滅させましょう!
では、その対処方法について!
ズバリ!
病院へ行きましょう!
当たり前すぎて、拍子抜けしましたか?(笑)
ですが、現在のところ一番有効な方法なのです!
なぜなら、今は一粒でノミ・ダニ・フィラリアを全て予防してくれるお薬があるんです!
ノミや繁殖しやすくなる前の、5月頃に病院へ行き、お薬を処方してもらいます!
そして、1回行くと、11月分までお薬を出してくれます♪
お薬は月に1回、わんちゃんに与え、蚊が居なくなって一ヶ月後(11月頃)まで続けます!
わんちゃんによっては、このお薬が大好きで、通常のおやつより食いつきが良いです♪
いくつか種類があると思いますが、私が使っているのは「ネクスガードスペクトラ」というタイプで、使用方法もとても楽ちんですよ!
自宅でできる対策は?
ここでついつい気になっちゃうのが、
病院に行く前に、自宅で対策できないの?
ですよね?(笑)
この件について何ですが、
市販されているノミ予防グッズについてですが、実際のところ、一時的な効き目はあるかもしれませんが、
効果が長続きしないものが多いのです!
また、市販用なのでどうしても効き目も弱めになってしまいます!
首に巻くタイプのものや、アロマオイルなど、ノミ対策商品はたくさん発売されていますが、効果が一時的ですので、愛犬のことを思うとやはり病院へ行くことをオススメします!
ノミ取りの櫛で、せっせと一匹ずつ取ることも、繁殖力を考えると気が遠くなる作業ですよね。。。
ノミ取りシャンプーも、効きめが洗った際の一時的なので、シャンプーだけで除去するのはなかなか困難でオススメできません!
しかし、万が一、わんちゃんにノミを発見した場合、病院へ行くときにノミを撒き散らすことになっては大変です!
なので、ノミ取りシャンプーの効果的な使い方として、
ノミ取りシャンプーで一時的に除去してから、再繁殖するまえに病院へ連れていきましょう!
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最後に
いかがだったでしょうか?
ノミは蚊よりも小さいので、「刺されても大したことはない」と感じるかもしれませんが、愛犬にとってその痒さはとても辛いものです!
大事なわんちゃんが、不快で辛い思いをしているのを見るのは、私たち飼い主にとっても耐え難いものですよね?
そうなる前に、ノミの繁殖しやすくなる前となる毎年4月の終わり、または5月に、わんちゃんの健康診断を兼ねて病院へ行ってみてはいかがでしょうか?
そして、医師の診断の元、ノミ・ダニ・フィラリアのお薬を処方してもらうことを、ぜひご検討ください♪
大切な愛犬をノミのかゆさや被害から守ってあげましょう!
以上、
「犬のノミの取り方でオススメの方法ってあるの?簡単にできたら良いな」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!