わたしたちの場合、病気ではなくても何かしらの刺激が原因で鼻血が出ることがありますが、犬の場合、鼻血はそう簡単にでるものではありません。
つまり、鼻血が出るということは、何か病気のサインの可能性もあります!
ここでは、鼻血の原因と応急処置の仕方を紹介します!

 
 

 

Contents

犬の鼻血の原因って?


 
私たちと違い、犬はそう簡単には鼻血が出ません!
そのため、犬が鼻血を出すという事は、何かしらの病気を患っている可能性があり、その度合いによってはなるべく早く獣医師に相談したほうが良いと言われています!
 
 

それでは、どのような原因で犬は鼻血を出すのでしょうか?
 
 

鼻炎や呼吸器の病気

 

鼻血とともに、鼻水・くしゃみ・逆くしゃみ・咳がある場合、鼻炎や呼吸器系の病気が考えられます。

主に、細菌感染やアレルギー性鼻炎が多いのですが、歯周病で鼻血が出ることも多いんです!
 
 

副鼻腔炎・蓄膿症

鼻血とともに、鼻の周りの腫れ・呼吸が荒い・開口呼吸をするようになった場合、副鼻腔炎を発症している可能性があります。

 

副鼻腔炎になると、鼻の周りをとにかく嫌がるので、触ろうすると怒ることもあります。
その場合は、無理に触ろうとせず動物病院をすぐに受診しましょう!

 

また、症状が悪化すると、結膜炎や蓄膿症になることもあるので、早期治療が大切です!
 
 

悪性腫瘍

鼻血とともに、鼻の腫れ・目が飛び出したような顔つきをしている場合、鼻腺がん・肺水腫・脳腫瘍・骨肉腫等の病気を発症している可能性があります。

 

これらの病気を発症している時の鼻血は、塊のような鼻血とともに、嘔吐・吐血・血便・神経麻痺といった症状が出ることもあるので、異変を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう!
 
 

外傷

片方の鼻から大量の鼻血が出ている場合、外傷の可能性があります。

 

交通事故・何かとの衝突…様々な理由が考えれますが、まずは辺りを見回し何が原因か特定をしましょう。

その上で、すぐに動物病院で対処してもらうことが必要です!
 
 

鼻血が出た場合の応急処置


 
突然、愛犬が鼻血を出すと、焦ってしまいがちです。
しかし、私たちが焦ってしまうと、愛犬もその状況に不安を感じてしまいます。

 

そのため、まずは冷静になり安静にさせましょう!
 
 
 
犬がリラックスできる態勢にし、軽く頭と体を支えてあげれば大丈夫です!
 

 
残念ながら、鼻血を止める方法はないので、鼻血が出ても、鼻の中に詰め物はせずにそっとしておきます。
もし、動き回ってしまうようであれば、抱きかかえるなどしてあまり動かせないようにしてあげてください!
 
 
 
つい、私たちの感覚で詰め物をしたり首の後ろを叩いてみたり、仰向けにしてみたくなる方もいるかもしれまんが、応急処置でこれらの行動は一切必要ありません!

 
 
とにかく、安静第一です!

 

安静にすることで、鼻血も止まりやすくなりますよ♪
 
 

止まったら動物病院へ!


 
まず、鼻血が出始めた時間(出ているのに気付いた時間)から、止まった時間をメモしておきましょう!

 

そして、鼻血が止まったら、できれば動物病院へ連れて行き異常がないか検査してもらうことをおすすめします。

 

鼻血が出るという事は、何かしらの病気を発症している可能性があるため、その病気の治療も必要になってくるからです。
 
 
 
また、安静にしてても鼻血がなかなか止まらない場合は、早急に動物病院を受診しましょう!

すぐに検査・治療をしてくれるだけなく、止血剤などその症状に合った薬をすぐに処方してくれます。
 
 

まとめ

 
 
いかがだったでしょうか?
 
 
 
鼻血が出た時の応急処置、「冷静になり安静にすること」いざその時になると、できそうでできなかったりするかもしれません。
 
 

ただ、犬は飼い主さんの顔色をよく見ています!

不安にさせないためにも、まずは飼い主さんが冷静になることが大切ですね♪
 
 
 
以上、
「犬の鼻血の止め方!すぐできる応急処置の方法を紹介!」でした!
 
本日もお読みいただきありがとうございます!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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