チワワの子犬を迎え入れ、これからどんな風に大きくなっていくのかな、と飼い主さんは楽しみに胸を膨らませているでしょう!
子犬の成長に合わせて、その子のためにやっておくべきことを考えてあげましょう。
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チワワの子犬を迎えたら
チワワの子犬を家族に迎えて、「こんな子に育ってほしい」「一緒にこんなことをしたいな」と楽しみにしている飼い主さんは多いはず!
そのためにも、幼い頃から子犬にお勉強してもらいたいこと、飼い主さん自身が教えてあげたり経験させてあげるべきことがたくさんあります!
子犬期のうち生後1~3か月齢の頃には、心の成長期である社会化期が訪れ、「嬉しい」「好き」「嫌い」「楽しい」「怖い」などたくさんの感情が芽生えます。
また、この時期に感情を豊かにするような体験をしたり、一緒に暮らす上でのルールを知ることで、その子自身の「経験値」をたくさん積み上げることができ、物事への対処方法を学ぶことも!
円満に一緒に暮らすための決まり事を、飼い主さんと愛犬でお互いに作り上げてみましょう!
どんな育て方が大切?
子犬のうちは、特定のものや人に対して、怖い・嫌いといった感情をできるだけ抱かないように飼い主さんがコントロールしてあげることが大切!
また、飼い主さんにとってスムーズに子犬との物事を進めるには、子犬にその行為を「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」といったプラスの感情を覚えさせてあげることです。
人でも楽しくなかった出来事や怖いものに対しては、再度行うことや近づくことが難しかったりしますよね。
それはチワワの子犬たちにとっても同じこと!
特に、時に相手に対して頑固だったり、立ち向かうこともある性格のチワワにとっては、マイナスの感情を抱かせることは今後愛犬が大人になった時、困った問題行動につながりかねません!
飼い主さんは、その子が何に警戒心を抱いたり怖がっているかを把握し、その気持ちをプラスに転じてあげることが必要になります。
今回は、チワワの子犬が成長する時にポイントになる育て方を、7つに分けてご紹介します!
1. ごはんの時間を楽しく
まず、子犬にとって何よりも大切なのは「食べて寝る」こと!
体は食べるものによって作られ、中でも成長期には多くのエネルギー量を必要とします。
そのため、必要量を食べることは大切なのですが、チワワの子犬で時に問題になるのが「食が細い」こと!
ごはんそっちのけで遊びたがったり、ドッグフードを食べ物として認識することが弱かったりすることもあります。
そこで大切なのが飼い主さんによる根気や工夫!
遊びの時間とごはんの時間にはメリハリをつけ、ごはんと遊びの時間には間隔を空けて時間を作るようにしましょう!
ごはんを食べる時は、周囲が静かで落ち着いて食べられるかも確認してください。
また、お皿からドライフードを食べるのが苦手なのであれば、ぬるま湯でふやかしたフードを継続してあげたり、飼い主さんの手からあげてみることも試してみましょう!
ごはんを子犬が食べ始めたら「おいしいね」と優しく声をかけてあげながら、子犬が「食事=嬉しい」という気持ちを持てるよう見守ってあげてください。
人も同じく、ひとりで寂しく食べるごはんはおいしくないものです。
誰かと楽しく食べられるごはんの方が嬉しいですし、子犬には大切な食育です!
2.トイレ・噛み癖・吠え…困った行動への対策
大人になった時に困ったな…となりがちなのが、トイレの失敗・噛み癖・吠え癖です!
トイレは幼い頃からトイレトレーニングを行い、「排泄場所はここ」と教えてあげましょう。
トイレのスペースは子犬が体を方向転換できる程度の大きさで、周囲が騒がしくない場所を選んであげてください。
食後やケージから出てすぐなど、トイレをしやすいタイミングでトイレに連れて行き、トイレをし始めたら「トイレ、トイレ」など掛け声をかけ、排泄し終わったらしっかりほめて子犬が喜ぶ態度を示してあげましょう!
そして、時には果敢に立ち向かう性格を持つチワワには、子犬の頃から敵対心や警戒心を持つ相手を減らしてあげること!
「自分や飼い主さんを守らなきゃ!」と闘うことを覚えてしまうと、後々飼い主さんでさえ制御することができなくなることもあります。
来客時には他の人に協力してもらい、飼い主さん以外からも遊んでもらったり、ごはんをもらったり、知らない人でも楽しみをくれる人がいることを知っておいてもらうことが大切です。
遊びの最中での甘噛みでも、噛んだらすぐに子犬から離れて、噛んだら楽しくなくなること、要求のために吠えても飼い主さんは反応してくれないことを幼い頃から伝えてあげましょう!
3.いたずらを日常化させない
子犬の頃から、いたずらの楽しさを覚えてしまうと、大人になってからもそれが続いてしまうことも!
大切なのは、子犬が触れて困るものは子犬の手や口が届く場所に置かない・設置しないこと!
特に、人用のごはんの味を覚えてしまうと、ふだんのドッグフードの食べが悪くなり成長に影響を与えたり、高所に簡単に昇れるようになっていて、降りる時に落下してケガをしたりと、思わぬ結果につながることがあります!
電気コードや人の靴、お菓子や植物など、かじられたり誤食されて困るものは、低い位置に置かないようにしましょう!
テーブルの上だから安心…と思っていても、意外と口先が届いてしまうなんてこともたくさんあります。
4.歯みがきは幼い頃から
子犬の頃の育て方では問題行動への対策が注目されがちですが、歯みがき=口に触られることに慣れておくことも大事にしましょう!
人とは口の中の環境が違うため、虫歯にはなりにくいのですが、成犬になってからの歯周病の罹患率は約8割とも言われています!
歯石の溜まり方には個体差がありますが、チワワは口が小さく先天的に歯並びに問題を抱えている子もいたりと、将来的に口のトラブルが起こる子も多いため、早くから歯みがきの練習をしておくことはとても大切です。
また、口元というのは足先や耳などと合わせて触られることに敏感になる子が多く、慣れていない子では治療が必要になった時に「触るな!」と怒ってしまい麻酔をかけなければ診察もできないことも!
どこでも触れる子であれば、病気になった時の治療がスムーズに進められるといったメリットもあります。
まずは口元をタッチすることから始め、歯を1本磨く、前歯だけ磨く、上の歯だけ磨く…など、ごほうびやデンタルグッズを使いながら段階を踏んで練習してあげましょう!
大人になってから始めるよりも、子犬の頃から行っている子の方が圧倒的に早く歯みがきが身につくことがほとんどです。
5.シャンプーに慣れておく
体を清潔に保つ時、皮膚の病気で薬浴が必要になった時に必要になるのがシャンプー!
一緒に暮らすと、チワワの場合その体格から室内犬になることがほとんど。
家族に対してだけでなく、その子自身や周囲の人に対して、体をキレイに保ち匂いのケアをするのはマナーであり、健康を保つためには必要なことです!
子犬の頃はシャワーにびっくりしてしまうことが多いため、まずは洗面器にためたお湯をスポンジなどに含ませ、体の後ろからそっとかけてみることから始めてあげましょう。
大きな音の出るシャワーをいきなり使ったり、体をお風呂につけると怖がってしまいお風呂嫌いになる子もいます。
「シャンプーをすること=気持ちが良いこと」と教え、足先や顔周りを洗われることに慣れてくれると、ふだんその部分を触ることへの抵抗感を和らげることにつながります!
6.お留守番に慣れておく
飼い主さんに甘えたり、隣にいて安心することはとても良いことですが、「飼い主さんから離れると不安」にはならないようにしておきましょう!
チワワは甘えん坊な反面、飼い主さん至上主義になる子もいます。
「飼い主さんから離れて待たなければいけない時間もある」ということは子犬のうちから教えてあげることが必要です!
飼い主さんを待つために必要な、安心できる自分のスペースは確保してあげること!
サークルで囲ったエリアや、クレートなど、ふだんからその中でゆっくり眠ったりリラックスできるよう、ベッドやお水など必要なものをそろえてあげましょう。
最初はドアの向こうで数秒、次は玄関の前で数十秒、ゴミ捨ての時間数分…など、段階にわけて少しずつ時間を延ばしてあげてください。
出て行く時には大げさにお別れせず、何でもないように外出すること。
お別れが派手であるほど、「今から飼い主さんがいなくなっちゃう!」と子犬たちは不安を増幅させてしまうことがあります。
子犬たちがのんびり過ごせるよう、飼い主さんもいつも通りの様子でいてあげてくださいね!
7.お散歩を楽しむ
チワワの子犬たちにとって、外にあるものは自分よりもとっても巨大!
音や匂いも、私たち人が感じるよりも子犬たちの方が敏感です。
飼い主さん以外の物にはどきどきしている中、急に知らない大きなものや音が近づいてくると警戒してしまうのは当然です!
お散歩で大切なのは、急にたくさん歩くのを始めるのではなく、まずはお家の玄関周りを抱っこで数分外出することから始めてみるのも良いでしょう。
知らない人と挨拶する時には、飼い主さんがお願いして、その人にかがんでもらったり、まずは優しく声をかけてもらうことから始め、子犬の緊張感を和らげてあげる工夫をしてあげてください!
他の犬との挨拶には、最初を失敗すると「他の犬、嫌い!」となることもあります。
まずは、ワクチン接種と同じ頃にあたる社会化期をねらって、子犬同士で参加できるパピー教室を利用しておくのもひとつです!
楽しく他の人や犬と挨拶する、もしくは、やり過ごすことができるようにするためには、何事も小さなことから1歩ずつ進めてあげることを意識してあげてください。
子犬の成長を見守るために
子犬の成長はあっという間です!
チワワの子犬であれば、手のひらに乗るくらいの体格だった子たちが、1年もすると大人の仲間入りです。
その大人になるまでの1年間に、飼い主さんは子犬を優しく・焦らず見守ってあげることが大切!
時には他の子よりも理解がゆっくりだったり、覚えるのが苦手だったりすることもあります。
そんな時には、「これがうちの子のペースなんだな」と、根気強く見守ってあげてくださいね。
以上、
「チワワが子犬の時にしておきたい育て方のポイント7選!初心者必見!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
~しつけでお悩みの方へ~・私の犬って、何でこんなに吠えるの?
・決めた場所でおしっこしてくれない。
・通行人に噛みついちゃった!大変!
・私の犬なんてお手すらしてくれない。私の愛犬に限って、ダメ犬なんじゃないかしら?
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