頭は脳を含めて命に関わることが多い大事な部分!
そんな頭を愛犬が強打してしまった!という時にはびっくりして不安になりますよね。
もしも愛犬に何か起こるならどんなことでしょうか?
頭を強打した時にはぜひチェックしてみてください!

Contents

頭を強打してしまう状況とは?

 

まず、愛犬が頭を強打してしまうのはどんな時でしょうか?

状況として多いのは、

・抱っこしていて落下
・走り回って興奮
・段差や病気による転倒
・交通事故
・痙攣時などの二次的なケガ

といったものが多いでしょう!

交通事故や痙攣などの明らかに重大な状況であれば、飼い主さんも迷わず「病院に行く」という選択ができるでしょう!

けれども、自宅で強くぶつけてしまった!というような時には、「病院に行くべき」「自宅での様子見」か、とても迷ってしまうのではないでしょうか?

こちらでは、愛犬が頭を強打した時に、病院に行くべき症状の目安についてお伝えします!
そちらを基に考えてみましょう!

頭を強打したらどんなことが起きる?

 

病院にすぐに向かう必要があるのは、「脳への影響が考えられる時」です!

しかし、「傷があれば血が出る」「皮膚が痒い時には湿疹や赤みがある」といったわかりやすい症状が見えにくい脳は、外から目で見てダメージを判断するのが難しい体の部分のひとつです!

そのため、

・嘔吐、よだれが増える
・失神、意識がもうろうとする
・痙攣
・ふらつく
・目の焦点が合わない

といった症状が見られれば、脳への影響を疑い、可能な限り早めに病院に行きましょう!

痛みによって元気がなくなる子もいるため、いつもより静かだなと感じれば、念のため獣医さんに相談してみることも大切です!

脳へのダメージが考えられる時には、最初ぱっと見には軽症に見えても、時間が経つごとに悪化したり、予想以上に回復が難しいケースもあります。

元気・食欲があり、まったくいつも通りであれば良いのですが、少しでも気になる症状があれば早めの治療が肝心です!

そして、脳へのダメージの程度をきちんと判断するには、CTやMRIといった特殊な画像検査も必要とします。

設備がある動物病院はまだ少ないため、かかりつけの獣医さんと今後どのように愛犬の検査を進めていくか・見守っていくかを、よく話し合ってくださいね!

愛犬の頭を守るために

 

先ほども紹介した通り、自宅内でも頭を打つ可能性は潜んでいます!
そのため、愛犬が頭を強打するような事故を防ぐためには、普段から準備しておくことが大切です!

これからは、自宅だけでなく屋外においても、しっかり予防できるように紹介していきます!

家の中では走り回らない工夫

愛犬の体格に対して広すぎるスペースがあると、走り回って遊ぶことが簡単にできてしまいます。

家具の配置をあえてジグザグに・ランダムに組んで、愛犬の障害物にしてみましょう!

転ばないようにする工夫

お掃除が楽チンなフローリングは、実は犬たちにとって滑りやすい床材のひとつなんです!

走っている時に曲がったり旋回するときに、ツルッと滑ってしまう子をよく見かけます。

転んでしまうと、頭を強打する危険はもちろん、膝や股関節にダメージを与えたり、骨折の危険性も!

愛犬が過ごすスペースを中心に、カーペットやマット素材を床に敷いて、愛犬が滑りにくいようにしてあげることが大切です。

また、愛犬自身の体もチェックしておきましょう!

足裏の毛が長すぎたり、爪が延びすぎていると、肉球の滑り止めの役割が果たせなかったり、爪が床材に引っ掛かることで転倒することがあります。

定期的なトリミングやシャンプー時には、愛犬の足裏がどんな状態かも見ておいてあげてくださいね!

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ぶつけても衝撃を和らげる工夫

テーブルの角など尖っている部分には、100円均一ショップなどで売っているカバーを取り付けてみましょう!

また、ぶつけた床がフローリングだと、硬くて衝撃が大きくなることが多いもの。

転倒や落下の時の衝撃を和らげるには、愛犬が過ごすスペースを中心に、床にジョイントマットやラグを敷いてクッション性をアップしておきましょう!

抱っこ時に落下しないようにする工夫

 

抱っこしている時に、「愛犬が飼い主さんの腕をすり抜けて落ちてしまった!」という状況はよくあります。

頭だけでなくお腹や背中を強く打ったり、着地しようとして変な体勢を取ってしまうことで、足をケガすることも!

できる限り落下を防ぐには、愛犬を抱っこする時には両手を使いお尻から支えるように抱えてあげましょう。

その際、愛犬の体に着けている首輪やハーネスに飼い主さんの片方の親指を通しておくと、より落下への防止策になります!

痙攣時には冷静に対応

てんかんや内臓の病気による痙攣発作が出た時には、自分で自分の体を上手にコントロールできなくなるため、飼い主さんが二次的なケガが愛犬に起こるのを防いであげる必要があります!

痙攣発作が治まるまで、飼い主さんは抱き上げたり騒いだりせず、まずは愛犬を見守ってあげることが大切です。

けれども、痙攣が起きた場所が階段付近であったり、頭の周辺に家具や固いものがあることも!

そんな時には、愛犬が落下したり頭を強打するのを防ぐため、階段や家具付近から愛犬の体を移動したり、体の近くにある固いものは避けてあげましょう!

痙攣が治まり次第かかりつけの病院に連絡して、今後の判断を仰いでみてくださいね!

 

頭は大事!飼い主さんが慌てずに判断を

 

愛犬が頭を強打するのを見ると、時には大きな音がしたり、派手にぶつけているように見えるため、「様子を見ても良いのか」「救急で来院した方が良いのか」とても迷うと思います!

そんな時は、まず愛犬をしっかり見守って観察してあげることが第一です!

「いつもと違う」と感じる気になる症状はないかを確認してあげましょう!

脳のダメージは、時には数時間~数日後など時間をおいて症状がでることもあるため、頭を強打してからしばらくは、愛犬の様子にいつもより目を配っておきましょう!

愛犬の頭への事故に備えて、ぜひ今から準備してあげてくださいね!
 

 

以上、
「愛犬が頭を強打した!症状としてどんなことが起こりえる?対処法は?」でした!

本日もお読みいただきありがとうございました!

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