連日の猛暑で愛犬がなんだか元気がない…
これってもしかして、夏バテ?
私たち同様に犬にも起こる夏バテ、治療で治すことってできるのでしょうか?
ここでは、犬が夏バテした際の症状や治療法を解説していきます!
Contents
犬の夏バテサインを見逃さないで!
愛犬が夏バテになった際、以下に挙げるような症状が見られるようになります!
1つでも当てはまったら、それは夏バテのサインかもしれません!
いつもに比べ元気がない
涼しい室内にいたとしても、夜間エアコンを消してしまうと温度差で疲れが溜まり体が怠くなってしまします!
その結果、寝ている時間が増えたり遊んだりすることも少なくなるのです!
歩きくスピードが遅い
散歩時によく見られる光景ですが、アスファルトの照り返しで地面が熱くなることで、地面からの距離が近い犬は、外気温以上の熱を感じてしまいます!
その結果、暑さから歩くスピードが遅くなり散歩を嫌がるようになります!
食欲低下
私たちと同じで、夏バテすると胃腸の調子も悪くなり食欲がなくなります!
また、おやつなら食べるからという理由でおやつだけを与えてしまうと、栄養バランスが崩れ体調が更に悪くなることがあります。
下痢をする
食欲低下や偏食、寝ていること増えることで腸内環境のバランスが乱れ下痢や軟便傾向になることがあります!
下痢は、私たちが思っている以上に体力を消耗するので、注意が必要です!
また、下痢だけでなく嘔吐もある場合は、夏バテではなく熱中症の可能性もあるため異変を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう!
夏バテの治療法~自宅の場合
それでは、愛犬が夏バテになってしまった場合、どのような治療を行っていけば良いのでしょうか?
比較的初期の夏バテで、自宅で治療をしながら様子を見る場合、以下の3点を行うことで夏バテ解消の治療になります!
水分補給
体が怠いと、動くこともおっくうになってしまいます。
そのため、新鮮な水が飲める場所を複数個所設置しましょう!
食事を変える
食事内容を少し変えてみるのも良いです!
例えば、食事からも水分補給ができるようにウェットフードを加えたりドライフードをふやかしてからあたえるのも効果的です!
また、野菜・果物・ササミやササミの煮汁などをトッピングするのもおすすめです。
これについては別記事で詳しく解説しておりますので、良かったらご覧下さい!
→愛犬が夏バテで食事を食べない!夏バテ時のオススメレシピ3選!
室内温度を一定に保つ
昼間はエアコンを使用しても、夜間はタイマーで消してしまうご家庭が多いかと思います!
しかし、夏場はエアコンを常に使用し快適に過ごせる環境にしてあげることが大切です!
夏バテは温度差で起こることが多いので、一定の温度に保つことで体のバランスも整いやすくなりますよ!
これについても別記事で詳しく解説しておりますので、良かったらご覧下さい!
→夏!犬を留守番させる時ってエアコンをつけっぱなしで大丈夫?
夏バテの治療法~病院の場合
病院で治療をする場合、以下の2点を行うことで夏バテ解消の治療法になります!
点滴
2~3日以上食べていないと、体内のバランスが崩れてしまいます!
それに加え、水分もあまり摂取していないようであれば、脱水してしまい症状はさらに悪くなってしまいます!
こうした症状があった場合は、食欲が回復するまで点滴を行うことで体内の水分バランスが保たれ食欲や体調の回復に繋がります!
投薬
点滴処置と同時進行で、胃腸薬を処方してもらうことで回復が早くなります!
また、点滴と同時に胃腸薬の注射をしてくれることもありますよ!
治らない場合も
基本的には、自宅・病院においてこれらの治療を行えば夏バテは解消することが多いのですが、残念ながら治らない場合もあります!!
それは、症状が思った以上に悪化している場合です!
実際の動物医療現場でも、もう少し早く連れてきてもらえれば…といったことが多く、命を助けることができないこともあります!
つい、【様子を見る】という選択をしてしまうことが多いですが、必ずしもそれが良いわけではありません!
あれ?ちょっと元気ないかも?
そう思った時点で、動物病院を受診し、病院での治療と並行して自宅治療も行うことが望ましいです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
犬の夏バテ、夏バテだから仕方ないと思っていると思いもよらない事態に陥ってしまうこともあります!
愛犬が夏バテかも?
そう思った時点で、適切な治療を行い体調を整えてあげましょう!
人間よりも体力で劣りますので、わずかな変化にも敏感に、そしてこまめにケアをしてあげて健康で過ごせるようにしてあげて下さいね♪
以上、
「犬が夏バテ!治療で治すことってできるの?」でした!
本日もお読みいただきありがとうございます!