愛犬にとって飼い主さんとの触れ合いはとても嬉しいご褒美タイム!
せっかく触れ合うなら、愛犬の体がよりリラックスしたり、気持ち良くなれるコツを知りたいものですよね。
今回はわんちゃんの飼い主さんにおすすめのリラックスマッサージの方法をご紹介します!
Contents
マッサージが愛犬にもたらす効果
「いつも何気なく触れ合っているけど、マッサージとなると難しそう…」
「マッサージのつもりでなでているけど、これでも効果あるのかな?」
愛犬に向けたマッサージに興味はありつつも、なかなか始めるための1歩を踏み出しづらかったり、なんとなく難しそうなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、リラックスのためのマッサージは難しく考える必要はなく、愛犬が気持ちよくなれるマッサージを行ってあげようと思って触れてあげることが1番です!
触っている筋肉や骨の名前は分からなくても、いくつかのポイントを踏まえながら飼い主さんと触れ合うだけで、
● 血流やリンパの流れを良くして老廃物の排出を促す
● 体を温める
● セロトニンというホルモンの分泌を促して幸福感をもたらす
● イライラや不安感を解消してリラックスできる
● 日頃のコミュニケーション不足を解消できる
といったメリットを愛犬が実感することができます!
飼い主さん自身も愛犬がリラックスして体をゆだねてくれているのを見ると、心がほぐれて自分まで穏やかな気持ちになるはず!
また、愛犬の体に触れる手の感覚を意識しながらマッサージすることで、毛に隠れがちな皮膚の異常やよく触らなければ分かりにくい体の痛みに気づくことができるため、飼い主さん側のメリットも大きくなります。
愛犬にマッサージを行う前に
愛犬にマッサージを行う時には、「部屋(場所)」「飼い主さん自身」「愛犬」それぞれの準備を行って、マッサージを行うのにベストなタイミングかどうかを判断してから実践してみましょう!
部屋の準備
愛犬へのマッサージ中は、飼い主さんが「ながら」作業で行うのは厳禁です!
愛犬と1対1で向き合ってあげるためにも、テレビは消し、スマートフォンなどは離れた所に置いておきましょう!
寒すぎる・暑すぎる環境や、騒音でうるさい場所では愛犬も飼い主さんもリラックスしづらく、マッサージに集中できないため、室温の整った静かな部屋で行ってあげてください。
ただし、リラックスできると言われるヒーリングミュージックなどは流しても大丈夫です!
飼い主さんの心がほぐれてこそ愛犬もリラックスできるため、穏やかな曲調で好みのものがあれば取り入れてみてください。
飼い主さんの準備
飼い主さん自身の身支度も大事なポイントです!
・爪が伸びている
・時計やブレスレットなどのアクセサリー類がついている
・香水のにおいがきつい
など、愛犬の被毛や皮膚に引っ掛けてしまい、マッサージ中に傷つけてしまう可能性があるものを身につけている時は、すべて外しておいてあげましょう!
また、外出用の香水など、愛犬の鼻を刺激しそうなきつい香りをまとってしまっていると、わんちゃんがマッサージに集中できない、気持ち良さを感じる前に場を離れてしまう原因になることもあるので避けてください。
愛犬の準備
愛犬へのマッサージは、あくまでも愛犬が「マッサージをしてほしい」と感じてくれそうなタイミングを狙って行うことが大切です!
「今はしてほしくない」のに無理やり触れ合ったとしてもリラックス効果は得られず、愛犬がマッサージ自体を嫌いになってしまうきっかけ作りすらしてしまいます!
その日の愛犬の体調で気になることはないかをしっかりと確認し、調子が悪いことを示していそうな
・元気や食欲の低下
・嘔吐
・下痢や腹痛
・発熱
・怪我
などが見られれば、マッサージはお休みして治療を優先してあげてください。
持病としてがんを抱えていたり、皮膚病のあるわんちゃんも、マッサージを行っても良いかどうかはかかりつけの獣医師に相談してみましょう。
骨折や手術直後、がんや皮膚病を抱える動物にとって、血流やリンパの流れが急激に良くなってしまうと、痛みや痒みを悪化させたり、病変を広げてしまうリスクがあります!
マッサージは愛犬がスキンシップを求める時間と体調の良い日を選んで行いましょう!
わんちゃんにおすすめのリラックスマッサージ
愛犬に行うリラックスマッサージは、1回あたり5~15分を目安に行います。
人の場合はマッサージに訪れる頻度が空くことがほとんどのため、1回あたりの施術に対しついつい「何時間でも…」と思ってしまいますが、愛犬に行うのであれば「短時間を毎日」を意識してみましょう!
犬種によっては「長時間ベタベタと触られるのが苦手…」という子もいますし、1週間に1回長時間行うよりも、「短時間でも毎日飼い主さんが自分に向き合ってくれる」という満足感の方がわんちゃんたちにとって重要だからです!
マッサージの手順はとても簡単で、
1.「マッサージを始めるよ」と声をかける
2.頭から足先、しっぽの先まで手のひらを滑らせるようになでる
3.首・肩・背中・腕・お尻・太ももを中心に好みのなで方・もみ方でマッサージをする
4.もう一度頭から足先、しっぽの先まで手のひらを滑らせるようになでる
5.「マッサージ終わったよ」と声をかけて合図する
という流れが基本です!
最初と最後に始まりと終わりの合図として「声かけ」と「全身をなでる」と習慣化すると、「今から気持ちいいマッサージが始まるんだ!」「次で終わりだな」と愛犬が理解しやすいため、取り入れることをおすすめします!
3番目のなで方・もみ方には、
● 小さく円を描くように親指以外の指先3~4本でなでるように揉む(コリほぐし)
● 手のひらを1秒程度押しつけて離す(血流アップ)
● 皮膚のたるみを持ち上げておろす(首~背中~お尻にかけての皮膚の柔軟性アップ)
● 指先で皮膚表面を軽く引っ掻く(首~背中~お尻にかけての血行促進)
などがあります。
どれが好きなのかは愛犬の好みにもよりますし、体の場所や愛犬の姿勢によってはやりにくいものもあるので、その日の気分に合わせて組み合わせると良いでしょう。
マッサージを行う時の注意点
飼い主さんと愛犬どちらもがマッサージに慣れるまでは、以下の点に注意しながら行ってみてください。
● なでる・もむ時はゆっくりと
● わんちゃんに「痛気持ちいい」はないためごく優しい力加減で
● 「やめて」のサインが見られた時は無理せず中断
トイプードルなどの小型犬サイズであれば、頭~首~背中~お尻~しっぽと最初になで始める時も、5~10秒ほどかけるつもりでゆっくりと進めます!
リラックスではなくお散歩前のウォーミングアップなどで体を目覚めさせたい時には、なでる・もむペースは速めても大丈夫です!
また、もんだり軽く圧迫する時も、最初は電子はかりで500g程度の力加減がどれくらいかを確かめて、愛犬が「やめて」「痛い」のサインを見せないようなら少しずつ力を加えるようにしてみてください!
大型犬に行う時には、最初は電子はかりで1kg程度の力のかけ方を目安にすると良いでしょう。
気持ちいいのサインとやめてのサインを見極める
愛犬がマッサージに対して満足している時には、
・口をくちゃくちゃさせて目を細める
・うっとりした表情
・体を伸ばして伏せをしたり横になる
・体の力が抜ける
・ウトウトと眠ってしまう
といった仕草や行動が見られます!
反対にやめてほしかったり、痛みを感じた時のサインには、
・その場を離れようとする
・気持ちよさそうにしていたのに急にくるっと振り向く
・キャンと鳴く
・体にグッと力が入る
・そわそわとして落ち着かない
などがあります!
「今、愛犬がどちらの気持ちでいるか」をしっかりと確かめながら、マッサージを行ってあげましょう!
マッサージを活用して生き生きとした暮らしを
わんちゃんに行うリラックスマッサージは、子犬から老犬までどんな年代・犬種でも行うことができるスキンシップです!
足先やしっぽ、耳などの敏感な場所まで人に触ってもらうことが好きになれば、トリミングや動物病院での診察の時にも役立ってくれます。
健康管理の一環として、また、飼い主さんとのコミュニケーションとして、愛犬と毎日楽しく暮らすためにマッサージをぜひ活用してみてくださいね!
以上、
「愛犬にマッサージをして触れ合おう!オススメマッサージを紹介!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
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