うっかり出しっぱなしにしていた人用の薬!
それを愛犬が誤って飲んでしまった!
どうしよう!
大丈夫なのかな?
犬が人用の薬を飲むとどんな効果があるのか?そして、どうすれば良いのかを紹介します!
焦らずにますは正しい対処をしてあげましょうね!
Contents
人用の薬と犬用の薬の違い
人用の薬、一般的に人体薬と呼ばれるお薬と、愛犬たちに動物病院で処方されるお薬の違いは何かご存知でしょうか?
実は、愛犬たちの治療に使う薬の中には、人と同じ薬・成分を使用することはたくさんあります!
抗生剤やステロイド剤、点眼薬など、「あれ?これ私が使っているもの・家族が使っているものと同じだ!」と気づくこともよくあるのです!
実は、成分自体も、その名前をインターネットで検索すると人の治療で使われているものも多いのです!
しかし、人体薬と愛犬用の薬を服用する時の違いは何かを考えると、第一に人と犬の「体格の差」を考える必要が出てきます!
人の病院でも動物病院でも、その人・その動物の体格や症状に合わせた量で処方され、人の市販薬でも15歳以上・15歳未満で大まかに体格差を考えて服用する量が決められていますね!
その薬の効果を期待して用いる量=「薬用量」が、人と犬では異なるのです!
そのため、人用の薬を愛犬が、愛犬の薬を人が、うっかり飲んでしまうと、思っていた効果が得られない、もしくは薬が毒になりうることもあるのです!
人用の薬を飲んでしまったら何が起こる?
先ほどお話しした「薬用量の違い」=薬が正しい方向に効く幅が違うというのは、本来人の体格であればこれだけの量を飲んでも大丈夫、と記載されているものを、日本で多い小型犬種が飲んでしまうと、その体格差から毒になる・副作用が出る量になってしまうことがほとんど!
人は大丈夫でも愛犬にとってみれば多すぎるため、薬の摂取により体調不良を招いたり、中には中毒症状を示して死を招くこともゼロではありません!
下痢や嘔吐などの消化器症状だけでなく、腎不全や神経症状を引き起こすことも!
特に、解熱鎮痛薬の成分の多くは、犬にとっては安全な薬効領域が人よりも狭く、人用の市販解熱鎮痛薬を1錠飲んだだけで小型犬には中毒レベルに達してしまうこともあります!
痛み止めや解熱剤として、家庭では常備薬として使用されやすいものですが、愛犬にとっては要注意のお薬であることも認識しておきましょう!
薬の誤食を見つけたらすべき3つのポイント
もしも愛犬が人の薬を誤食していたりかじっているのを見つけた場合、以下のような3つの流れをとりましょう!
1. 愛犬の様子をチェック
食べてしまった薬によって、何か体調の変化が起こっていないか確認しましょう!
食べてすぐは症状が出ないことが多いですが、時間がたって薬が吸収され始めると、薬の内容によっては急激に体調を悪化させることがあります。
元気がなくぐったりとしている、吐いている、下痢をしている、けいれんを起こしているなど、いつもと違う症状がないか確認しましょう!
呼びかけても反応しない、神経症状が出ている場合はすぐに動物病院に連れて行く必要があります!
2. どれくらいの量を飲んだのかチェック
動物病院に相談するために、何の薬を飲んで、どれくらいの量がなくなっているのかを確認しましょう!
あわせて、フィルムやシートなどの外装も一緒に食べているかどうかも見ておいてください。
薬の種類によっては、食べた量が少なければ様子見できるものもあれば、すぐに処置が必要なものまでさまざま。
誤食してしまった量がわかると動物病院側も対応しやすくなります!
3.薬の残りを持って病院へ
薬を誤食してしまった時は、基本的には様子を見ずに可能な限り早く動物病院へ行きましょう!
ただし、事前に電話で相談しておくと、もう少し様子を見てもいいのか、それとも食べてからの時間の経過が長くない場合は緊急での催吐(吐かせる)処置を行うのか、病院側も判断してくれる場合があります!
来院が必要だと判断された場合事前に電話をもらっておくと、動物病院側も「これから薬を誤食してしまった子が来るんだな」と、来院時に必要な処置の準備を行っておくことができ、対処も早くなるでしょう。
実際に獣医さんが目で見て誤食したものを確認できるよう、飲んでしまった薬の残骸・外箱もすべて持っていきましょう!
包装類に成分が詳しく書かれていたり、人の処方薬でもシートに薬の薬品名が書かれていることが多いため、治療時に役立つことが多いです。
来院したら受付スタッフにすぐに声をかけ、愛犬の様子を確認してもらった上で指示を仰いでください!
急いで催吐処置や緊急対応が必要かどうかは、動物病院側が判断してくれます!
動物病院では催吐処置の他に、活性炭の投与や輸液(点滴)を行って不要な薬物成分の排出を助けたりする治療も同時に行われます。
薬の成分や飲んだ量が大きく問題視されるものではなかったり、愛犬の状態が重症でなければ、処置が終わればその場で帰宅することになるでしょう。
しかし、数日間は愛犬の様子に変化が起きる可能性もあるため、行動や食欲・元気・排泄物などに目を配り、体調に変化がないかきちんとチェックしてあげてください!
薬の誤食を防ぐために
人用の薬は愛犬にとっては「気になる」ものになりがち!
・口が届く所に置いておかない
・不要な薬は処分する
・薬の保管場所に登ったりいたずらできないよう生活圏内とはわける
といった、誤食対策を忘れずに行いましょう!
犬にとっては、人用の薬は興味の対象となり、糖衣錠など外側をまずく感じないように加工している薬品ではおやつと間違えて食べてしまうことも。
鼻が良い犬という動物にとっては、人用の薬も興味の対象です!
不要な薬、特に人の病院で処方された薬は期限もあいまいになりがちなため、もらってからしばらく経ったものは溜めずに処分していくことを意識しましょう!
そして、体格が小さいから…と油断していると、椅子や段差などをうまく利用してテーブルの上や棚の上に届いてしまうというまさかの移動もありえます!
保管場所もむき出しのかごや箱ではなく、開けにくいフタが装備してあるものを選んでしまっておきましょう!
誤食という事故による愛犬の体調悪化や死は、飼い主さんの心にも大きな傷を残します。
何よりも「人体薬を誤食させない」「誤食する機会を持たせない」ことを第一に、愛犬と健康的な生活を送ってくださいね。
以上、
「犬が人用の薬を飲んでしまった!どうしたら良い?」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
~しつけでお悩みの方へ~・私の犬って、何でこんなに吠えるの?
・決めた場所でおしっこしてくれない。
・通行人に噛みついちゃった!大変!
・私の犬なんてお手すらしてくれない。私の愛犬に限って、ダメ犬なんじゃないかしら?
安心してください!そう思っている方が、今とても多いんです!
だから、あなただけが悩んでいるのではないのです!実は、あなたもあなたの愛犬も何もダメなところはありません!
一番の問題は、
「しつけ方を知らないこと!」だったんです!実は、今この教材が大人気です!
しつけの王道教材として今、大注目の『イヌバーシティ』!
この教材で、愛犬がお利口さんになっている家庭が急増中です(笑)気になる方は、コチラの記事にまとめてみましたのでご覧ください!↓↓↓