愛犬が夜中になると突然吠えはじめ、何時間も泣き続けている…
老犬になると、夜鳴きが止まらず苦労されている方が多いと聞きます。
老犬の夜鳴きは、仕方のないものなのでしょうか?
そして、夜鳴きに対してどうやって向き合っていけば良いのか…詳しく解説していきます!
Contents
夜鳴きの原因を探ろう!
ある日突然始まり、毎日のように夜になると繰り返し吠える、【夜鳴き】、一体なぜ吠えるのでしょうか?
もしかすると、これらが原因の可能性があります!
認知症
認知症を発症すると、昼夜の逆転・徘徊・クルクルと旋回する・お漏らしなどの症状が見られるようになります!
また、昼夜の生活が逆転することで、夜鳴きをするようになります!
認知症で夜鳴きをする犬はとても多く、夜鳴きで悩んでいる飼い主さんの原因のNo.1が認知症でもあります!
身体の痛み
寝たきりのような状態の犬に多いのが、身体の痛みにで鳴く場合です!
長時間、同じ態勢で寝ることで床ずれができたり、関節痛・腫瘍などの痛みが原因で、夜鳴きをし痛みを訴えます!
ちなみに、睡眠中は血行不良になることが多く、それが原因で痛みが増すのではないかと言われています!
老化による衰え
老化すると、私たちと同じように犬も視覚や聴力に衰えを感じるようになります!
こうした衰えによる不安から、精神的孤独を感じるようになり夜鳴きをして自分の居場所を訴えるのです!
夜鳴きを止めさせることことはできるのか?
夜鳴きは、原因が特定されれば改善することができます!
孤独にさせない
犬は本来、群れを作り集団で生活をする生き物です!
そのため、孤独をとても嫌がります!
老化により、視覚や聴力が衰えた場合、不安が増し精神的に不安定になってしまいます!
その場合は、そばで眠る・声を掛ける・飼い主さんの匂いのがするものを真横に置いてあげるなどして、孤独ではないことを教え安心させてあげましょう!
そうすることで、精神的不安定が解消され、夜鳴きせず安心して眠ることが出来ます!
要求にこたえてあげる
寝たきりの老犬に多いのですが、寝返りをうちたくてもできない・寝返りをうちたい・排泄をしてしまったなど、不快に感じたことがあると鳴くことで飼い主さんに訴え助けを求めます。
こうしたケースの場合は愛犬の要求に答えてあげることで改善されます!
例えば、夜間は犬用おむつをつけてあげるだけでも違いますし、最近では寝心地の良い犬の介護用マットも販売されているので、そういったものを使用するのも良いかもしれません!
介護用マットや介護ベッドは、床ずれ防止もできるため、老犬の介護にオススメの寝具です!
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エクスジェルマット M 50×60cm 犬 介護ベッド 国産 ペピイオリジナル
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王様のらくすや 中型犬用 幅45×奥行60×高さ33cm 犬 介護 ベッド 国産 ペピイオリジナル
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薬を使用する
認知症の場合、どうすることもできないというのが飼い主さんの本音です!
その場合、動物病院に相談をすることで、鎮静剤を処方してくれることがあります!
基本的には、寝る時の30分~1時間前に飲むことで効果が発揮されます!
夜鳴きをした場合に気を付けること
愛犬が夜鳴きを始めると、つい「なんでこんな時間に吠えるのか」という考えのもとつい怒ってしまいがちです!
しかし、夜鳴きをやめさせる上で大切なのは、「叱らない」「無視しない」「放置をしない」です!
老化により様々な機能が低下してる老犬にとって、このような行為は何の意味のなさないどころか、パニックになり症状を悪化させてしまうこともあります!
また、夜中に鳴かれるというものは、飼い主さんにとっても精神的に辛いですが、近隣にお住いの方にとっては騒音になってしまいご近所迷惑に繋がりかねません!
ご近所さんへ配慮も必要になってくるので、まずは事情を説明して、対処をしているという旨も伝えておくと良いでしょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
いつかは訪れる愛犬の老化、他人事と思っているとあっという間に愛犬も老化を迎え夜鳴きをしてしまうかもしれません!
そうなった時、どうやって愛犬に寄り添ってあげることができるかが大切です!
夜鳴きで悩むことがあっても、変わらずの愛情を持って愛犬とともに日々を過ごしていきましょう!
以上、
「 愛犬が老犬になって夜鳴きが増えた!どう向き合っていったら良い?」でした!
本日もお読みいただきありがとうございます!