小型犬と言えば、日本で飼育される犬の中で最も多い体格です!
子どもやお年寄りでも抱き上げられるかわいらしい犬種が多いですが、現在の人気ランキングトップいったいどの小型犬種でしょうか?
今回は5犬種ご紹介しつつ、小型犬との暮らし方のアドバイスもお話しします!
Contents
小型犬の魅力
犬の中でも小さな体格の小型犬が日本で選ばれているのには、いくつかの理由があります!
なぜ人気犬種として不動の地位を確立してきたのか、まずはその理由を探ってみましょう!
1.集合住宅でも飼育しやすい
狭い土地が多い日本では、マンションやアパート暮らしの人も多く、暮らしている部屋の広さから小型犬が選ばれているという背景があります!
根本に小型犬のみ飼育可能という賃貸住宅は多く、部屋を借りることを前提とした人にとっては、小型犬がぴったりなことが多いというわけですね。
また、お出かけする時にもエレベーターを利用したり、抱っこで共用部分を移動する必要があるケースでは、小型犬の方が移動しやすいというメリットがあります!
2.子どもやお年寄りでも接しやすい
体格が10㎏を超えてくると、小さな子どもやお年寄りでは、抱きかかえるのもいざという時に愛犬の行動を制限するのも一苦労な一面があります!
小型犬であれば、散歩の時に多少引っ張っても力負けすることは少なく、扱いやすいということから、どんな家族構成でも飼育しやすい点で小型犬は人気です!
将来介護が必要になった時でも、飼い主さんの介護で負担がかかりがちな愛犬の寝たきりや、トイレやごはんの介助でも、大きな力は必要ないのは大きなポイントです。
3.運動量や飼育費用は大型犬種よりも少ない
小型犬でも屋外での散歩や、愛犬の生活にメリハリを与える楽しい遊びなどは必須です!
しかし、中型犬や大型犬に比べ、筋肉量や体力の差から、必要とする運動量が少ないことが多いため、毎日長時間の運動をさせてあげることが難しいという家庭では、小型犬が選ばれているケースは多いです。
また、犬を飼育する時には、年間さまざまな費用がかかりますが、体格が大きくなればなるほどその額は増えていきます!
特に、
● フィラリア薬やノミ・マダニ予防薬といった予防医療費
● もしもの際の薬や手術などの治療費
● 月々のペット保険費
といった愛犬の健康を守るための費用は、体格によって差が出やすい部分です!
小型犬を飼う時のポイント
小型犬を飼うことに決めたら、毎日の生活を楽しくするために、室内環境や注意しておくべきことをきちんと把握してあげましょう!
犬種ごとの特徴によっても違いがあったり、1頭1頭の健康状態によって変わることもあるため、迎え入れる子によって少しずつ工夫してみてくださいね!
1.運動量をチェック
日本で人気の小型犬種では、「愛玩犬」と呼ばれるグループに属している犬種がとても多いです!
こういった犬種は家庭犬として改良されてきた歴史を持つため、一般的には犬の中では必要とする運動量が少ない傾向にあります!
しかし、小型犬の中でも元々が狩猟犬の歴史を持つグループの犬種などでは、中型犬・大型犬に負けない運動量を誇る子もいます!
犬種を選ぶ時には、自分自身が毎日どれくらい運動に付き合ってあげられるかも確認しておきましょう!
2.室内の環境をチェック
人の目線よりもだいぶ下の位置で暮らす小型犬にとって、階段やソファーなどの家具の高さは、昇り降りすると足腰に大きな負担がかかります!
また、滑りやすいフローリングを始めとする床材は、
● 膝蓋骨脱臼
● レッグ・カルベ・ペルテス病(大腿骨頭の壊死)
● 関節炎
など、先天的に膝や股関節が悪かったり、老犬期に発生しやすい関節の痛みが出やすい子にとっては、毎日の生活が痛みと向き合うものになってしまいます!
高所への昇り降りが必要になる生活スペースは避け、愛犬が快適に歩けるよう滑り止めのマットなどを敷いて対策を取ってあげましょう!
3.どんな季節に適応できる犬種かチェック
小型犬はより冷気を感じる地面に近い場所で過ごすことになるため、中型犬・大型犬に比べ、ダブルコート(上毛と下毛の二重構造の被毛)を持つ犬種でも寒がりな子が多いです!
暑い国出身の犬にとっては、さらにそれは顕著で、冬はお散歩にも行きたがらない子も!
● 犬用の洋服
● エアコンやヒーターなどの暖房器具
を用いながら、寒い季節に適応できるよう工夫してあげましょう!
また、犬は全身で汗をかくことができず、口を開けてハアハアとしたり、冷たい場所に体をくっつける以外の暑さ対策がなかなか自分で取れません!
地面からの放射熱も直接感じやすく、人が思う以上に早朝や深夜のお散歩でも熱く思っているわんちゃんはたくさんいます。
小型犬は車移動もしやすく、お出かけの時に犬と一緒に入れない場所があれば車内に残してしまう人もいますが、熱中症による死亡事故は毎年後を絶たないため、夏のお出かけには注意が必要です!
2020年小型犬の人気ランキングトップ5!
小型犬の魅力や飼育のポイントを踏まえた上で、日本で人気の5犬種をご紹介しておきましょう!
皆さんにとって気になる犬種は入っているでしょうか?
第5位 ミニチュア・シュナウザー
小型犬の中では骨太な印象を持つ、丈夫な小型犬と言えばこの犬種です!
口髭のような独特の顔周りの毛並みを、トリミングの仕方によってかっこ良くもかわいくも見せることができます。
他の犬に対しては大胆で、犬同士の関わり方が下手な子もいるので、子犬の頃から少しずつ慣らしてあげましょう!
人に対しては社交的な性格の子も多く、渋い見た目に反して甘えん坊な一面もあり、そのギャップがかわいいと評判です!
第4位 ポメラニアン
ふわふわの毛並みとコロンとした丸いフォルムがかわいらしく、日本では根強い人気を誇っています!
普段から元気いっぱいで、遊ぶことや運動することが大好き!
可愛らしい見た目とは裏腹に、意外と恐れ知らずで勇敢に立ち向かっていくこともあるため、警戒すべき相手やものを作らないように過ごさせてあげたい犬種です。
小型犬の中では知能も高く、しつけにもよく対応してくれる賢いわんちゃんです!
第3位 ミニチュア・ダックスフンド
アナグマ猟で活躍してきた歴史から生まれた、胴長短足の特徴的な見た目が愛されてきた犬種です!
いろいろなものへの好奇心が強く、人のことも大好きでよくなついてくれる傾向があります!
小型犬の中では活発なタイプのため、お出かけや遊びに連れて行ってあげると喜ぶ子は多いでしょう!
喜びや興奮からついつい吠えてしまう子も多いため、吠え癖対策のしつけはしっかり行ってあげてください!
スムース・ロング・ワイヤーヘアーと、同じ犬種でも毛質が異なるのもおもしろい特徴のわんちゃんです!
第2位 チワワ
一時期テレビCMでそのかわいらしさが注目された犬種で、近年常にトップ3にい続けている人気犬種です!
犬の中ではかなり小柄な体格をしていますが、性格的には勇敢で、大型犬に対してもひるまず向き合っていく一面も持っています!
飼い主さんに対してとても甘えん坊な子が多く、愛犬との距離感が近い方が良い!という飼い主さんにはたまらない犬種と言えるでしょう。
愛犬からの信頼を、肌でしっかりと感じたいという家族にはとてもおすすめです!
第1位 トイ・プードル
室内で飼っても抜け毛に悩まされず、モコモコとした見た目のかわいらしさで不動の1位を獲得し続けているのがトイ・プードルです!
賢さも抜群で、犬全体を見ても、プードル種は飼い主さんが出す指示への理解度はかなり高い傾向にあります!
他の人や犬に対してもとてもフレンドリーなため、初対面の相手とでも仲良く挨拶できる陽気なわんちゃんです。
毛色もレッド・シルバー・アプリコット・ホワイト・ブラックなどさまざまで、同じ犬種でも見た目の違いが楽しいおしゃれな犬種でもあります!
意外と多い小型ミックス犬もチェック!
今回ランキングには入れていませんが、実は10㎏以下の小型ミックス犬も、トータルで見れば第3位と、日本では多く飼育されています!
いわゆるマルチーズとプードルのミックス「マルプー」や、ダックスとチワワのミックス「チワックス」もここに含まれます。
小型犬種のそれぞれの魅力をかけ合わせたミックス犬たちは、新たな人気犬種とも言えますね!
皆さんもぜひ、自分にぴったりの魅力的な小型犬を見つけてみてくださいね!
以上、
「2020年版!小型犬の種類別人気ランキングTOP5!一番人気は?」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
~しつけでお悩みの方へ~・私の犬って、何でこんなに吠えるの?
・決めた場所でおしっこしてくれない。
・通行人に噛みついちゃった!大変!
・私の犬なんてお手すらしてくれない。私の愛犬に限って、ダメ犬なんじゃないかしら?
安心してください!そう思っている方が、今とても多いんです!
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