愛犬の皮膚に赤みやかゆみが見られた場合、動物病院で診察を受ける飼い主さんが多いでしょう!
そんな皮膚病にはさまざまな原因がありますが、ストレスも1つの要因になっていることがあります!
今回はストレスによって皮膚や毛が受ける影響について考えてみましょう!

 
 

犬にとってストレスになることはどんなもの?


 
犬たちも人と同じく精神的・肉体的に「ストレス」を感じることがあります!
 
 
「嫌だな」「緊張する」といった心への負荷からくるものはもちろん、生活環境の急激な変化なども犬たちが受けるストレスに分類されるのです!
 
 
こういったものは、
 
 
● 犬自身の恐怖や緊張、嫌悪といった感情が長く続く、頻繁に起こる
● 犬の本能的欲求を満たしていない生活環境(運動、食事、排泄環境が整っていない)
● 犬の周囲で起こる環境の変化(引っ越し、新しい家族・ペット、工事、気温など)
 
 
といった3つに大きく分類することができます!
 
 
そもそもストレス自体は大なり小なり受けるもので、生活の中からゼロにすることはできません
 
 
しかし、お留守番で「ひとりでつまらないな…」という退屈感によるストレスを受けたとしても、飼い主さんが帰宅後に遊んでもらったり、スキンシップを受けることでその気持ちは大きく解消することができるのです!

そのため、ストレスが過剰になるのは、
「気分転換などで解消できないほどの大きな負荷がかかった時」
 
 
もしくは
「欲求不満が積もり積もって解消できない期間が長く続いた時」
という場面と言えます!
 
 

 
 

犬のストレスサインから見る体や行動の変化


 
こういったストレスがかかった時には、時には愛犬の体に体調不良として現れるのはもちろん、愛犬自身の行動に変化をもたらすことがあります!
 
 
犬のストレスサインの中には皮膚や毛に関わるものがあり、
 
 
● 体をなめる・咬む
● 毛が抜ける
● 毛周期の変化

 
 
といったことが愛犬に発生する可能性があるのです!
 
 
例えば、皆さんの愛犬が診察のため動物病院へ行った時、診察台の上でブルブルと緊張や恐怖で震えたり、ソワソワとすることがありますよね?

そういった時には、診察台の上にぱらぱらとたくさんの毛が落ちているのを見たことがある飼い主さんもいるでしょう!
 
 
 
実はこの時の「毛が抜ける」というのも、ストレスサインの一種なのです!
 
 
ただしこのような一時的な脱毛であれば問題はありません!
 
問題になるのは自分の体をなめ続ける・咬み続けるといった行為による皮膚の異常や、地肌が見えるほどの脱毛といった症状が出た時です!
 
 

過剰なストレスがもたらす皮膚の症状


 
ストレスから愛犬が自分の口で体を傷つけたりなめすぎてしまうと、出血はもちろん皮膚がずっと湿り続けるという事態に陥ります!
 
 
すると、
 
 
● 皮膚のバリア機能の崩壊
● 傷口への細菌感染

 
 
が起こり、かゆみや赤み、痛みといった不快感からさらに愛犬たちは皮膚を気にするようになってしまいます!
 
 
 
最初は一部分であったとしても、皮膚炎を放っておくことで症状が広範囲に広がったり、膿んでしまって全身の発熱につながることもあるため注意しなければいけません!
 
 
また、脱毛も同時に引き起こされることが多く、気にしている部分だけ皮膚がツルッと見えて真っ赤に腫れているということもあるのでよくチェックしてみましょう!

他にも、ダニや植物などの環境アレルゲンが原因となるアトピーを持っている犬では、ストレスがかかるとかゆみの発現・悪化につながるというデータがあります!
 
 
アトピー性皮膚炎抱えている子の場合、元々皮膚のバリア機能が弱っている子が多いもの!

「かゆい!」と思って自分の足先で掻いたり口で噛んだりしてできた傷から、細菌やカビなどの感染を通常のわんちゃんより引き起こしやすくなるためストレスがかかる生活には要注意です!
 
 

ストレスからくる皮膚の異常を防ごう!対策と注意点を紹介


 
ストレスから愛犬が自分の体をなめたり噛んだりすることをやめられない時には、
 
 
● 毎日の生活で退屈感を感じる時間が長い
● 分離不安症(信頼できる飼い主さんがいないと不安)
● 恐怖や緊張から自分の気持ちを落ち着かせたい(カーミングシグナル)
 
 
といったマイナスの心の変化が関わっているケースが多いです。
 
 
皮膚の異常を発生させないためには、なめること・咬むことが当たり前になる前に、愛犬がストレスを溜めない生活を心がけてあげることが何よりの予防になります!

そのために飼い主さんができる対策は「愛犬のストレスになっている物事の排除」です!
 
 
● 愛犬がほどよく「疲れたなぁ」と感じられる運動や遊びを行い退屈感の解消を心がける
● お留守番トレーニングで飼い主さんと離れる時間の不安を軽減する
● 愛犬が恐怖を感じている音・人・動物から遠ざけてあげる
 
 
近所で始まった工事の音などは自分の手ではどうすることもできませんが、愛犬とコミュニケーションする時間を増やすことは飼い主さんの努力でしてあげられることが多いですよね!
 
 

 
 
 
また、もしも新しい同居犬や家族に愛犬がストレスを感じているようなら、急に距離を縮めず、ゆっくりと愛犬が慣れるよう寄り添ってあげましょう!
 
 
 
まずは新しい家族の姿がない所で、相手の匂いをつけた布においしいごほうびを置き、それを食べてもらうことから始めてみてください!
 
 
新しい家族の匂いがすること=自分にとって良いことが起こると条件づけて、苦手意識を減らしてあげるよう導いてあげてくださいね!
 
 

心の健康は体の健康につながる


 
皮膚にまで目に見える異常が出るということは、愛犬からの心の不調のサインです!
 
 
 
愛犬のストレスサインが見えた時には、飼い主さんは愛犬が今何を思っているのかを考えてあげましょう!
 
 
寂しさ、退屈、怖い、緊張する、嫌だ…など、気持ちの面で辛いなと愛犬が感じていることがあるかもしれません!
 
 
飼い主さんは愛犬にとって、1番身近なパートナーであり、頼れる人なのです!
 
 
そんな飼い主さんが愛犬のストレスにいち早く気づき、対応してあげることができれば、愛犬の体の健康にもつながるのだと意識してあげましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上、
「犬がストレス過多で皮膚に表れる症状って?注意点と対策は?」でした!
 
本日もお読みいただきありがとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 

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