子犬の頃に飼い主さんの悩みの種のなりがちな「甘噛み」!
どういう対処方法をとることが正解なのか迷いますよね。
放っておくと甘噛みでも痛い!と飼い主さんにも被害が及びます。
今回は、子犬の甘噛み対策を解説します!
Contents
子犬が甘噛みをするのはどんな時?
子犬の甘噛みに悩んでいませんか?
では、なぜそもそも甘噛みをするのでしょうか??
実は、子犬が甘噛みをしてしまうのは、成長する時に当たり前のように起こる行動です!
甘噛み自体は幼い頃から親愛の表現としても行われるものなのです!
その中でも特に甘噛みを始めるタイミングで多いのは、乳歯から永久歯へと歯の生え替わりが始まる時期です!
また、他にも社会化期を迎えてからは自我の目覚めもどんどん進み、飼い主さんへの感情表現も豊かになっていきます!
・抜けそうな歯がムズムズして違和感があるので噛む
・何かをしてほしい時の要求方法として噛む
・プロレスなどの遊びの一環で噛む
といった理由で口が出てしまうため、飼い主さんが早めに対処方法を考えて、甘噛みが「本気噛み」へと移行しないようにしていかなければいけません!
甘噛みをすることがなぜ問題になるの?
生後2か月齢ほどの子に噛まれても、飼い主さんにとっては大した問題にはならないでしょう!
ところが月齢を重ねるにつれて、飼い主さんにとって子犬の甘噛みは、成犬の本気噛みにも近い悩みになってしまうことがあります!
痛い
生後すぐの頃の子犬の歯は、まだまだ小さく噛まれても大きなダメージはありません!
しかし体が成長して歯が生え変わる4か月齢以降では、子犬の噛む力や歯の大きさも段違い!
また、子犬の乳歯は永久歯に比べて先端が鋭く、飼い主さんにとっては「痛い!」と困ってしまう原因に!
遊ぶことが大好きな子犬たちなので、犬同士のコミュニケーションが少ないと、まだまだ噛む力がどれくらいであれば相手にとって大丈夫なのかもわかりません。
飼い主さんに対する甘噛みを許せば許すほど、「噛んでも良いんだ!」と間違った学習をしてしまい、加減ができなくなった時には飼い主さん家族にとってケガや子犬を忌避しがちになる原因にもなります!
愛情を受けるべき時に飼い主さん家族に避けられる時間が増えれば、子犬の心の成長にとっては大ダメージ!
痛みを感じるレベルが強くなる前に対策をしましょう!
物の破壊
子犬の頃は何を噛んではダメなのか、お家のルールを少しずつ覚えていく時期でもあります!
この頃の甘噛みの中には、飼い主さんにとって噛んではいけないものを噛むことによって、室内の物を噛みちぎったり、破壊することにつながる場合も!
こういった物品への被害はおとなになっても続くことがあるため、
「これを噛むと楽しい!」
と間違った遊び方として覚えてしまわないように対策をする必要があります!
成犬期以降も続く口での意思表示につながる
「ねえねえ、遊んでよ!」
「そこ触るのやめてよ~」
といった要求を通したり、意思表示をするための手段が「口で噛んで伝える」ことになってしまいがちなのが子犬の頃!
この時に要求通りにしてしまったり、噛まれた時に大げさにしてしまうと、
「噛めば自分の要求が叶う」
と子犬なりに覚えてしまいます!
今は痛みを感じる程度であったとしても、やがておとなになってさらに噛む力が増せば、飼い主さんが出血したりケガをしたりと被害は拡大する一方になってしまいます!
愛犬からのコミュニケーション方法を「口で噛む」ことにしないために、甘噛みは放置できない問題です!
甘噛みのしつけ方法
少しくらいならカワイイもんですが、度が過ぎると困りものの甘噛み、そのしつけ方について紹介していきます!
実際に甘噛みをしてしまうのは、子犬にとってはある程度しかたのないこと!
何と言っても「噛む」ことは犬の本能に刻み込まれた動きであり、噛んで遊ぶことは楽しいものです!
そのため、子犬の頃は「噛んで良いもの」「噛んではダメなもの」を教えてあげることが重要なしつけ方法になります。
手で遊ばない
まず飼い主さんが止めなければいけないことは「手を遊び道具にしてしまうこと」です!
子犬の目の前に手のひらがひらひらと出てきたり、遊びの中で口元に手がやってきたら、犬の獲物を追いかける習性から「ガブッ」と噛んでしまいます!
また、噛まれた瞬間に飼い主さんが笑いながら「痛い~」と高い声で反応すると、
「噛んだら楽しい反応が返ってきた!」
と子犬にとっては単純に喜ぶだけに!
手が子犬にとっておもちゃにならないように、ロープのおもちゃやコングなど噛んでも良いものをあげて、「噛みたい欲求」を満たしながら遊んでみましょう!
噛まれた時は無視
噛まれた時に叱るのはなかなか難しいものです!
中でも犬たちは長文で伝えてもその意味が分からず、叱られていると理解できません!
子犬に噛まれた時には低い声で一言「痛い!」と言ってからその場から立ち去り無視を繰り返しましょう!
子犬にとっては飼い主さんが傍から離れたり、遊びが中断されるのは楽しくないもの!
「飼い主さんを噛む」=「楽しくないことが起こる」
の図式を繰り返すことで変化が現れます!
また、噛まれた瞬間に手をすぐに引くことも、子犬が手を追いかけてさらに噛む原因にも!
甘噛みされた時には、まずはすぐに手を引かずに手をグーにして噛みにくくし、子犬の口にやや押し付けるようにすれば口は離れます!
子犬の口をつかまない&叩かない
噛まれた時にやってしまいがちなのが、マズル全体を手で覆って怒ってしまうこと!
また、痛かったからとしつけの一環で叩いてしまう飼い主さんも中にはいます!
しかし、これをしてしまうと子犬にとっては
「飼い主さんの手」=「怖いもの」
と子犬に認識されてしまう可能性があり、飼い主さんの手が近づくだけで防衛心から噛む頻度が増えたり、怖いあまりに噛む力が増してしまうことがあります!
せっかく愛犬をかわいがるためになでようとしても、手が嫌われてしまえばコミュニケーションも取りづらくなってしまいますよね?
子犬との関係性を壊さないためにも、甘噛みに対して飼い主さんの手を使ったしつけは止めておきましょう!
パピー教室などを利用してみる
子犬にとって幼い頃の犬同士のコミュニケーションは意外と大切なもの!
兄弟犬や同居犬がいない子であれば、動物病院やしつけ教室で開催されるパピー教室を利用してみるのも良いでしょう!
飼い主さんの体だけでなく、他の犬に対してもどんな力で噛めば嫌がられるかを理解するのに良い場になります!
また、その子ひとりひとりの性格に合わせて他の犬や人とのコミュニケーション方法を探れるため、飼い主さんにとっても愛犬がどんな子か見極める手助けにも!
もし近くで開催があれば、ぜひ家族で参加してみてくださいね。
ですが、なかなかそういう機会に恵まれない場合は、信頼のおけるしつけ教材をもとに愛犬をしつけていくことで大きく改善できていきます!
ちなみに筆者のオススメのしつけ教材はこちらです!
→初心者の私でも甘噛みのしつけがカンタンにできた!
子犬の甘噛み対策は早めが肝心!
成長の過程の甘噛みとは言っても、放っておけば感情表現の仕方として行為が根付いてしまうこともあります!
そうなってしまうと、無駄吠え・トイレの失敗に続き、飼い主さんにとっては愛犬との暮らしに大きな影響を与えてしまいます!
子犬が甘噛みを始めたら、飼い主さん・家具・壊されたくない日用品に意識が向かないように早めに対策してあげましょう!
同時に、甘噛みのしつけは時間をかけて根気強く行うことも大切です!
飼い主さん家族とのコミュニケーションは口以外でするんだよ!とぜひ子犬の頃から教えてあげてくださいね♪
甘噛みでの被害が少しでも減ることを祈っております!
以上、
「犬の甘噛みが最近回数が多く痛い!カンタンにしつける方法って?」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!
~しつけでお悩みの方へ~・私の犬って、何でこんなに吠えるの?
・決めた場所でおしっこしてくれない。
・通行人に噛みついちゃった!大変!
・私の犬なんてお手すらしてくれない。私の愛犬に限って、ダメ犬なんじゃないかしら?
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だから、あなただけが悩んでいるのではないのです!実は、あなたもあなたの愛犬も何もダメなところはありません!
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