犬との暮らしの中で不可欠なことのひとつはシャンプー!
そこで今回は、自分で、ご自宅でシャンプーする時のワンポイントアドバイスをお伝えします!

Contents

なぜシャンプーすることは必要なの?

 

愛犬の体を洗うことは、なぜ必要なことなのでしょうか?

そもそも、私たち人間に置き換えて、体を洗わないことによる弊害を考えてみると、愛犬のシャンプーの必要性もはっきりするはず!

愛犬の体を洗うためにシャンプーをすると、

体の表面の汚れを落とすことができる
余分な皮脂を取り除くことができる
臭いが軽減できる

といった、愛犬の体を衛生的に保つといった基本的なメリットに加えて、私たち人と生活しやすくなるというメリットも同時にあげられます!

いくらかわいい子でも、体が泥や皮脂で汚れていたり、臭いが強いと、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションが不足するきっかけにもなりかねません!

そもそも、犬という生き物は本来キレイ好きな動物です!

愛犬自身が、被毛のもつれや体の汚れで不快さ・不衛生さに苦しむような事態に陥らないよう、飼い主さんは目を配ってあげる必要があるでしょう。

シャンプーをする時のポイント

シャンプーを実際に自宅で行ってみよう!という飼い主さんへ、シャンプーの前・最中・後に意識するポイントを一緒に考えてみましょう!

シャンプー前

 

実際に体をシャンプー剤で洗い始める前に、いくつか準備しておくことがあります。

1.ブラッシングでもつれや体表面のホコリ・汚れをとる
2.浴室は温めておく
3.シャンプーに必要なものは先に出しておく

長毛犬種に当てはまることですが、被毛にもつれがあるまま体を濡らしてしまうと、もつれが悪化したり、もつれの下の皮膚にシャンプー剤が残り、皮膚炎の原因にもなりかねません!

また、寒い浴室でのシャンプーは、体を温めるどころか愛犬の体を冷やし、体調を崩すきっかけにもなります。

特に、体温調節機能が弱い子犬や老犬には注意が必要なため、あらかじめヒーターやお湯の蒸気で浴室を暖めてあげましょう!

そして、体が濡れたまま長時間過ごすと、これも体を冷やす原因となってしまうので、手早くシャンプーからドライ(乾燥)まで終えられるよう、シャンプーの前・最中・後に使うものはあらかじめセッティングしておくとスムーズに行えます。

ブラシ・シャンプー剤・コンディショナー剤・洗面器・スポンジ・タオル・ドライヤーなど、必要に応じてグッズを用意してくださいね!

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シャンプー中


事前の準備が終われば、いよいよシャンプーをしてみましょう!

ここで大切なのは、愛犬が体を洗われることに「良いイメージ」を持ってもらうこと!

そのため、シャンプー時にシャワーの音や感触が怖い、お湯にびっくり!といった、急激な反応を示すことがないよう、段階を踏んで愛犬のリアクションを見ながら方法や手技を変えてあげましょう!

 

1. 全身をしっかり濡らす

 

まずは体全体にお湯をかけて表面の汚れを落とします。

この時に注意するのが、お湯の温度」「シャワーの水圧」「かけ始める部位」です!

シャワーを熱めの温度でいきなり強い水圧で前からかけ始めると、びっくりしたり怖がったりする子も多いのが実情!

そのため、人がぬるいかな?と感じる温度、弱い水圧で後肢やお尻からそっとあてることから始めてください。

もしも怖がりな子であれば、洗面器にためたお湯を手ですくって、少しずつ濡らすところから始めてあげても良いでしょう!

 

2.シャンプー剤で体を洗う

 

シャンプー時には人用のではなく、「犬用のシャンプー剤」の中から、低刺激・洗浄作用の強すぎないものを選んで体を洗ってあげましょう!

人と犬では皮膚のpHが異なるため、犬によっては皮膚トラブルにつながることがあります。

シャンプー時には指の腹を使って、優しく地肌から汚れを落とすように洗ってあげましょう!

特に実施しにくい顔周りには、耳や目にシャンプー剤が入らないよう注意し、洗いづらければスポンジなどを使って優しく洗ってあげるのも良いでしょう!
特に、顔周りにシワがあるパグやフレンチブルドッグなどの短頭種の場合は、シワの間に汚れが溜まっていることがあるため、そこも丁寧に洗ってあげましょう!

 

3.体をすすぐ

 

シャンプーで一通り体を洗ったら、次はすすぎです!

この時も、急に強い水圧で流し始めず、シャワーを出した時・体の後方から優しい水圧ですすぎ始めた段階で、愛犬のリアクションを観察してあげてください。

シャワーヘッドは愛犬の体に近づけてすすぐと、シャワーの刺激や音も弱まり、愛犬の抵抗感も薄れることも多いです。

すすぐ時には、脇の下・お腹・股の間・肉球の間・短頭種であれば顔のシワの間などにすすぎ残しが多くみられます。

顔周りをすすぐ時には、洗う時と同様にスポンジを使っても良いですし、シャワーで洗い流す時には、水が耳の中に入って外耳炎や中耳炎にならないよう愛犬の耳をふさいだ状態ですすいであげましょう!

シャンプーのすすぎ残しは皮膚トラブルの元!

シャンプー剤はしっかりと洗い流してあげましょう!

 

4.必要であればコンディショナー・トリートメント

乾燥しやすいなど、皮膚のコンディションによって保湿がさらに必要な子の場合、適宜コンディショナー・トリートメント剤も使ってあげましょう!

使用後しっかりとすすぐタイプや、逆に洗い流し不要のタイプもあるため、そのコンディショナー剤に合わせた使い方で行いましょう。

シャンプー後

洗い終わった後にはしっかりと乾かすことを忘れずに!

シャンプー自体をしっかりと行えていても、被毛・皮膚に湿気が残ったまま放置すると、これもまた皮膚トラブルの元になります!

 

1. ドライヤーの前にはタオルドライをしっかりと

まずはドライヤーではなく、バスタオルを使って愛犬の体からしっかりと水分を取りましょう!

吸水に優れたトリミング用のタオルもあるため、先にそちらで水分をある程度取っておくのも良い方法です。

水分を多く含んだまま風乾しようとしても、逆に乾燥まで時間がかかって愛犬に負担をかけてしまうことになるため注意しましょう!

 

2. ドライヤーは短時間使用で乾かす

ドライヤーの風の音を怖がる子も多いので、まずは弱風を愛犬からできるだけ離してスイッチをオンにしてみましょう!

愛犬が大丈夫そうであれば、徐々に近づけて後ろから風を当てます。

顔に直接風が当たると、目が乾燥したり、耳に風が当たって嫌がることが多いため、顔を乾かす時には後ろから・上から当てるようにしてあげると愛犬が嫌がることも減るでしょう!

特に長毛種では、風をただ当てているだけでは表面しか乾かないことになってしまうため、毛の根元を手やブラシで動かしながら乾かすようにしてあげてくださいね!

ドライヤーは温風が強の状態だと熱くなりすぎることも多いため、常に愛犬の体に手を当てて、熱くなりすぎていないか確認しながら、弱の温風や、送風の機能をメインに使いながら乾燥させてあげましょう。

自宅で初めてする薬用シャンプーのポイント

皮膚炎の治療時に薬浴を行うことになり、今まではトリミングサロンで月1回だったところを、週に何度かの頻度でシャンプーが必要になって、初めて自宅でシャンプーし始める…という飼い主さんもいるかと思います。

通常のシャンプーと薬用シャンプーでは、使い方や実施する時の注意事項がいくつか異なるため、行う前に確認しておきましょう!

薬用シャンプーでは、泡をしっかり作り出し、その泡・薬液がしっかり浸透するようマッサージするように病変部から洗うのがポイントです!

そのため、体にシャンプー剤を直接つけて泡立てるのではなく、洗顔ネットやスポンジなどを使って、泡をしっかり作り出してから洗い始めましょう!

また、浸透させるにはすぐに洗い流さず、10分程度おくことが必要なため、皮膚トラブルが強い所から洗うことで、効果を高めたい部分を長く薬液につけることができます。

ふだんのシャンプーでも人に比べぬるめなお湯の温度ですが、薬浴の場合はさらにぬるめの「ちょっと冷たいかな?」と感じる程度の水温にしてください。

また、乾かす時にも温風は使わず、タオルドライをいつもよりもさらにメインに持ってくることが大切!

お湯の温度やドライヤーの温風によって、皮膚が温まりすぎたり、血行の変化によって、今よりもかゆみが増す・皮膚の赤みが強くなることも!

薬浴の効果を発揮させるためには、普通のシャンプーとは違う点があることも確認した上で、自宅で行っていきましょう!

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感想(619件)

シャンプーができる子のもっと良いこと

 

シャンプーは必然的に人が全身に触れることになり、体に触られることに慣れる=トレーニングのひとつとして活用できます!

体を触られることに慣れている子は、動物病院での診察・トリミングサロンでのシャンプーカット・他の人とのコミュニケーションに慣れてくれやすいことも!

触ってもらう・洗われることが「気持ちいい」と思ってもえると、愛犬にも人にも負担なく、楽しく手早くシャンプーが行えますね!

もしも自宅でのシャンプーが難しい子の場合は、トリミングサロンというプロのトリマーさんにお任せする手段も検討してみましょう!

自宅では嫌がって難しい・暴れてしまうという子も、自宅の外という環境、手慣れたプロのシャンプー技術によって、驚くほどおりこうにさせてくれることも!

実施してくれたトリマーさんに、シャンプー中の愛犬の様子を聞いて、今後の自宅でのシャンプーに関するプロからのアドバイスをいただくのもひとつです。

皆さんの愛犬に合った方法で、ご自宅のシャンプーにチャレンジしてみてくださいね!

以上、
「犬のシャンプーはここを意識していればOK!初めてでも安心の方法!」でした!

本日もお読みいただきありがとうございました!

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