犬の体を綺麗に保つためには、毎月のシャンプーがかかせません!
トリミングサロンに通っている場合は、サロンにてシャンプーを行っていますが、そうでない場合は、自宅で洗うことが多いですよね!
そこで今回は自宅でのシャンプーをスムーズに進めるコツをご紹介します!
Contents
犬の体を洗う頻度はどれくらい?
愛犬を清潔に保つことは、皮膚を健康に維持するだけでなく、飼い主さんにとっても犬の臭いや汚れにまつわるストレスを減らしてくれます!
やはりお家の中で暮らす室内犬なら、お家の床に足跡汚れが付いたり、抱っこすることをためらうような不衛生さは避けたいものですよね!
そのためには、
・全身シャンプーなら最低月1回
・部分洗浄は汚れるたびに
といったように、洗わなければいけない状態かどうかによって頻度を変えることが理想的です!
特に、お散歩後の足周り、老犬で排泄に問題がある子ならお尻周りなどが汚れがちなので、その都度清潔を保てるように汚れ具合をチェックしてくださいね!
目的別!自宅のどこで洗う?
愛犬を洗う時には、体のどこを洗うかによって自宅の中で洗浄場所を選んでみましょう!
犬種としての体格によっても場所を選ぶことで洗いやすさが変わるため、自分自身と愛犬にぴったりな場所を探してみてくださいね!
全身を綺麗に洗いたい!
全身を丸洗いするなら、やはりお風呂場がおすすめです!
何よりも、シャワー・蛇口のどちらも設置されていて、桶にお湯を溜める時やシャワーで直接体を流す時に、簡単に手が届く範囲に水の出口があることが大きいメリットです!
また、浴室のドアを閉めれば個室になるため、洗っている最中に犬が逃げようとしても移動できる場所が限られているので、飼い主さんが追いかけまわす範囲はかなり狭まります!
狭い浴室の場合は大型犬を洗うスペースが足りないこともあるため、そういった時は一戸建て家庭なら庭を利用するのもおすすめです!
ただし、庭のホースは冷たい水しか出ないことがほとんどで、地面に落ちた毛の掃除が大変になりがちです!
お風呂場や庭で愛犬を洗う時には、
・排水溝に毛詰まり防止のネットなどで対策
・洗う前に全身をブラッシングして無駄毛をできるだけ除去
・庭で洗うことがメインになるならお湯も引けるように自宅を改築
といった対策をしておきましょう!
お散歩後に足周りを部分的に洗いたい!
散歩後の足の部分洗浄なら、やはり室内と屋外の境目である玄関付近で洗いたいですよね!
濡れタオルでサッと拭くだけでも良いのですが、もしも汚れがつくことが予想される土の上を歩く、雨の日のぬかるんだ地面を歩くといったことがわかっていれば、出かける前に帰宅後玄関で洗う準備をしておきましょう!
玄関付近に水を張った洗面器などの容器を用意しておけば、帰宅時に愛犬の足をつけてもみ洗いするだけで簡単に汚れを洗い落とせます!
シャンプー剤を使わなければいけないほどの汚れはあまりないことなので、水洗いだけでも十分です!
濡れタオルでずっと拭き続けるよりも汚れがふやけて早く落ちるため、愛犬にとっても敏感な足裏を触られる時間がかなり短くて済みます!
可能なら帰宅後愛犬に玄関で待っていてもらい、ぬるま湯で洗った方が愛犬にとっても気持ちよく過ごせるため、おすすめです!
洗い終わった後は乾いたタオルでしっかり水気を拭き取って、足裏の湿り気が長く続くことによる皮膚炎につながらないようにしておきましょう!
お尻周りなど排泄物の汚れを部分的に落としたい
足腰が弱った老犬や、麻痺などで介護が必要な犬で多いのが、排泄の失敗によるお尻・陰部汚れです!
特に寝たきりの子の場合は汚れやすさが顕著になるため、放っておけない問題ですよね。
お風呂場で洗っても良いのですが、毎日広範囲を洗うのは大変なことが多いでしょう!
そんな時には、介護用に開発されたお尻洗浄液などを使い、いつものお部屋の中で洗ってしまいましょう!
こういった洗浄液は、こびりついた落ちにくい便などを落としやすいように成分を配合しているため、ペットシーツを敷いた上に愛犬の体を乗せて洗浄液をかければ、思いのほか綺麗に汚れを落とせます!
お風呂場でシャワーを使うとお尻以外の部分まで濡れてしまったり、寝たきりの子は1人で洗うのが難しかったりするため、できるだけこういった介護グッズを使って簡単に洗う方法を探すことをおすすめします!
シャンプーをスムーズに終わらせるには
体の洗浄をスムーズに終わらせるためには、洗う場所に関わらず、いくつか共通していることがあります!
ぜひ以下の点に注意して、愛犬のシャンプーや洗浄を素早く終わらせてあげましょう!
先に必要な物を準備しておく
洗っている最中にモタモタと物を準備していると、犬たちも時間がかかりすぎて嫌になってしまいます!
先に必要になるであろうシャンプー剤、タオル、桶や洗面器、スポンジなどを準備しておくと、飼い主さんもやりやすくなりますよ!
頑固な汚れはつけおき洗いを
泥や排泄物など、こびりついた汚れが体についているようならば、シャワーを当て続けていてもなかなか落ちてくれません!
そんな時には愛犬の体の大きさに合わせて、浴槽代わりになる風呂桶を用意し、お湯を溜めて愛犬の体をポチャンとつけおきしてしまいましょう!
汚れが落ちやすくなるのを待つ間に、顔や首周りなどの別の部分を先に洗っておくと時間短縮ができますよ!
タオルドライで乾燥時間を短縮
犬の体を洗う時に時間がかかるのは、何と言っても乾燥時間でしょう!
特に全身を洗った時には、その乾燥時間は長くなりがちです!
乾燥に割く時間を短くするには、体についた水分をできる限り先に拭き取っておくことが大切です!
通常のバスタオルで拭くよりも先に、吸水力に優れたペット用吸水タオルを活用しましょう!
これを使うだけでも、短毛犬種なら大部分が乾いてしまうほどです!
体を洗う時は愛犬の負担を軽くする
犬たちにとって、体を洗われることは大きな一大イベントです!
全身シャンプーともなれば、1時間以上かかってしまうことも当たり前で、体力も奪われてしまいます!
さらに老犬では体調悪化の原因にもなりえます!
少しでも負担を減らすためには、普段から汚れやすい場所を部分的に洗浄をしておいたり、手慣れた場所で愛犬を洗うことが大切です!
あらかじめ愛犬の体を目的別に洗う場所を決めておき、手早く済ませるための工夫をしてあげてくださいね!
病気の予防のためにも、定期的に愛犬を洗って、清潔にしていきましょうね!
以上、
「犬を自宅のどこで洗う?それぞれの洗う場所で上手に洗うコツを紹介!」でした!
本日もお読みいただきありがとうございました!